自閉症の偏食で悩む人へ!わがままではない、「食べれない」ある理由。

子供達の事

こんにちは、sally です。

小学校5年生の重度自閉症の女の子」と「小学校3年生の自閉症スペクトラムの男の子」を育てています。

娘の方が、断乳した時点から強度の偏食で、今に至ります。

・自閉症の息子の偏食が酷い
・発達障害の娘が、同じものばかりを食べる
・どんなにアレンジしても、子どもが食べてくれない

そんな人に向けて、書いています。

実際に発達障害や、自閉症を抱えた子の約半数が偏食であると本で読んだ事もあります。

この記事では、自閉症児や発達障害児の偏食について我が子の偏食と照らし合わせながら
「偏食」が、わがままではなく体質である事を説明していきます。

そして、その理由をお伝えした上で、対応方法を解説していきたいと思います。

さっそく、行ってみましょう。
誰かのお役に立てば幸いです。

わがままじゃなくて「食べれない」ある理由。

自閉症児や発達障害児の「食べれない」は我儘ではなく体質です。

これだけが理由ではありませんが、我が子の場合や周りの子を見ていても、この2つが食べれない妨げになっている場合が多いです。

感覚の過敏
想像の特異性

深掘りしたいと思います。

感覚の過敏とは?

分かりやすい様に、我が子を例にあげます。

感覚過敏の一例
  • 聴覚過敏…食材を歯で噛み潰す音が不快。気持ち悪い
  • 嗅覚過敏…妊娠中のツワリと似たような感じでしょう。特定の臭いが気持ちわるい。
  • 感覚過敏…みじん切りにしてある野菜の口触りが気持ち悪い。異物に感じる。

実際に私の娘は「うどんやラーメン」と言った、麺類の上にある具も食べられない。
ヨーグルトに入っている、フルーツなども全く食べる事が出来ませんでした。

今はよけて食べる事が出来ますが、小さい頃は見た目だけで食べる事を辞めたり、それらを提供しただけでパニックになったりしていました。

私が、想像していた「子供達だったら喜ぶはずの、味付きオプション」を拒絶される日々でした。

想像の特異性

実際に喋ってくれないので本心はわかりませんが、私の娘はほとんどがこれに属すると思われます。

想像の特異性の一例
  • 視覚…丸いリンゴはいいが、スライスすると食べられなくなる。
  • 食感…冷めてしまうと食べられない、出来立てだと食べられる。冷たいジュースは飲めるが、ぬるくなると飲めない。
  • 環境…自宅だと食べれるものでも、違う場所で提供されると食べられない。

要は、その食材が好きか嫌いかではなく、見た目や環境の違いで口まで運ぶことが出来ないものが沢山あります。

娘自身は経験や成長に伴い、偏食は軽減してきてはいます。
しかし、未だに「見た目でアウト」となり、試してみる事も出来ないものが沢山あります。

「偏食は良くない」という固定概念を見直そう。

そうした子を支える方法として、まず大人である私たちが偏食は「わがまま」「よくない」という固定概念を見直しましょう。

「好き嫌いは良くない」と言われながら育った為に、固定概念を打ち破るのは難しい。
それは、仕方のないことかもしれません。

しかし、発達障害や、自閉症の子の偏食は「わがまま」ではありません。
体質です。

なので、本人の偏食を改善していく事より、まず初めに周囲の大人たちが理解を深める事が重要になってきます。そして、どうやって関わっていけばいいのかが重要になります。

それでも、偏食が酷いと子供の栄養面が不安になりますよね。
そして、「食べ物を粗末にしてほしくない」という、育てていく上での思いもあるでしょう。

そのあたりを、考えて行きましょう。

栄養面の不安

あまりにも食が偏ってしまうと栄養面が心配ですよね。

しかし、食す事や口に運ぶことが難しいのに、大人の方が過度に心配して食べるように促していると、子供もその空気を受け取ります。

大人の心配の気持ちが、子供に伝わり食事自体が楽しいものではなくなってしまいます。

食育の重要性が色んなところで議論される現代ですが、偏食の子に対してはパーフェクトを目指す必要はありません。

栄養バランスが取れない事よりも、食事が楽しくない事や食事が全く取れない事の方が何倍も可愛そうです。
食べれるものを通して、食の喜びを教えてあげる。

まず、そこを目指しましょう。

教育上の不安

「食べ物を粗末にしてほしくない」という、育てていく上での思いもあると思います。

しかし、食べ物を粗末にしているわけではありません。
食べる事が出来ないので、粗末にしようという気持ちは存在していません。

道徳はあとで伝える事も可能です。

まず人間のエネルギーとなる食を堪能させてあげる事におもむきを置きましょう。

子供の立場に立って、想像してみましょう

それでも偏食を治したいという方に、すこし子供の立場に立って考えてみましょう。

私を含めて感覚の過敏がない人は「食事が不快」という体験ってなかなかできませんよね。

なので極論的なものになってしまいますが、少し例を挙げてみましょう。

例1
例えば、口の中に口内炎が出来ているのに、キムチの料理やタバスコをふんだんにかけた料理を出される。
そして、食べるよううに促されても、食べれませんよね。

例2
それ以外にも、昆虫をイメージしてください。
日本では昆虫を食べる習慣はないですが、世界には昆虫を食べる国も沢山あります。
これを、食べるように促されても生理的に受け付けない人も沢山いますよね。

この、口内炎で刺激物が食べれない事や、生理的に昆虫が食べれない事は、わがままでしょうか?
食べ物を粗末にする心が存在しているでしょうか??

自閉症や、発達障害の子達の偏食は、価値観の問題で仕方のない事と捉えてあげるようにしています。

実際に我が子は…

実際に娘は、離乳食もバナナくらいしか食べてくれませんでした。

5歳くらいまでも、白いもの(※1)しか食べてくれませんでした。
それとフライドポテトと唐揚げ。

※1
具のないペペロンチーノ、豆乳、白ご飯(ふりかけ一切なし)、食パン、そうめん、うどん、バナナ等

そして現在、10歳では食べれるものもかなり増えました。

一例
味のついているチャーハンや、少しブツブツ感があるミートソース、痛いであろうとんかつの衣、魚の形から変化している切り身の焼き魚、ふりかけ、様々なパン

まだまだ食べれない物の方が多いですが、歳月を重ねながら食への興味が広がっています。

感覚の過敏さやこだわりはが、自らの成長経験を経て和らいだこともあるでしょう。
そして、料理を一緒に体験したりして、本人が恐怖に抱えていた事が理解できた部分もあるでしょう。

大人の方が偏食への理解を示し、恐怖心を減らしてあげたり、食感の問題であれば料理方法を変えてみたりすることで、本人がトライしてみようかな~と思う気持ちが増えるといいな~と思っています。

連携を図る

娘は幼稚園時代、ほとんど給食に手を付けた事がありませんでした。
小学校低学年でも同様。

しかし、娘の担当医師が「カロリーはしっかりとったほうがいいから」と発言してくれ、特別支援学校の方で娘の給食をレンジで温めてくれるという計らいをして下さいました。

温める事で娘も、少しでも食べる事が出来るようになったのはかなりの進歩だと思います。

周りの協力や理解を得るって大事ですね。
その為には、まず親が発言や行動をしていかなければ。

まとめ

食べる事が出来ない事にフォーカスすると、親も気が滅入ります。

少しでも食べれた事に、喜びを感じていきましょう。

娘は、離乳食はほぼ全滅で「her loves banana」バナナだけで成長しました。

周囲に相談しながら、偏食の子の成長を見守りましょう!