離婚後の子供の気持ち。どう向き合って、どう伝えるか?

子供達の事

こんにちは、sallyです!

    

離婚を子供にどう伝えるか。
最善の離婚の伝え方は??

   

「離婚した後の子供達」の事が気になる方に、私の体験談を記事にしていこうと思います

   

結論を先に行ってしまうと、ほぼ確実に子供達は傷付きます。
そして、傷がいえるのには時間がかかるし、もしかすると傷は残ったままかもしれません。

それでも子供達は一生懸命、家族愛を信じようとしています。

   

我が家の離婚時の状況を説明しておきます。

【離婚当時の状況】

  • 専業主婦38歳だった、私。
  • 特別支援学校2年生だった、自閉症の娘。(言葉でのコミュニケーション不可)
  • 幼稚園で特別支援を受けていた自閉症スペクトラムの息子。(言葉でのコミュニケーション可能)

   

現在は3人で、穏やかに暮らしています(よくトラブルもありますが想定範囲内です)

   

離婚を子供にどう伝えるのか。

結論:子供が聞く前に親から説明すべき。

   

親は離婚という大仕事を終え、次は子供に結果を伝える番だという少しほっとしたような気分かもしれません。

   

しかし、子供達にしたら「突然、親のトラブルに勝手に巻き込まれた」最悪の状態です。
これからがトラブルの渦中…というか、トラブル絶頂期にあります。

   

なので、親の選択をただ受け入れるしかない子どもたちの為に、子供の為を思った方法で説明をすべきです。

実際の伝え方

私が行った伝え方はこちら。

  • まずは事実を伝える(嘘はつかない)
  • 親同士の問題で、子供に一切の非はない事を何度も伝える
  • 別居したほうの親(私の場合だと元夫)の悪口を言わない
  • 一緒に住めなくなっても、両方の親とも子供を愛する気持ちは変わらない事を伝える
  • 愛情と絶対に見捨てない事を何度も伝える

まずは事実を伝える(嘘はつかない)

まず、「ママとパパは一緒に住む事が出来なくなった」と離婚した事実を伝えました。
その際、聞き返されたら正直に全部を話す必要はないけれど、(むしろあやふやになるのが普通)絶対に嘘をつかないようにしました。

   

なぜならば、「パパは遠くの国へ行った」と嘘をついた場合、将来的に嘘がバレた時に「母親にだまされた」となるからです。母親にまで裏切られてしまったら、何を信じていいのか分からなくなります。

   

親を信じられない子供は、人生のピンチ時に頼るべきが誰か分からなくなってしまうかもしれません。

   

親同士の問題で、子供に一切の非はない事を何度も伝える

絶対に子供達が理由で離婚したのではない事を伝えましょう。
しかも何度でも。

   

我が家は何度伝えても、自分のせいと思っていました。
その事は、後で書きます。

  

別居したほうの親(私の場合だと元夫)の悪口を言わない

言いたくもなるでしょう。
でも、子どもには絶対に言わないでください。

   

子供にとっては両親2人ともかけがえのない大好きな親です。
自分の絶大なる信頼を寄せる人や、大好きな人を否定されたらどうおもいますか。
辞めましょう。

  

一緒に住めなくなっても、両方の親とも子供を愛する気持ちは変わらない事を伝える

一緒に住めなくなった親に「捨てられた?」と考える子供も多いそうです。

   

親同士のトラブルで無駄な心配を抱えさせないためにも「永遠に親の愛は変わらない事」を伝えて少しでも安心させてあげましょう。

   

愛情と絶対に見捨てない事を何度も伝える

子供は、両親が離婚したら「これから誰が自分の世話をしてくれるんだろう」「自分の生活はどうなっていくんだろう」という事をとても心配しています。

   

なので、その心配を全て取り払ってあげましょう。
一度では無理かもしれません。
何度も、何度も伝えましょう。

   

むしろ、親ができる最大の謝罪がこれなのかもしれません。
何があっても「愛している」「永遠に味方だ」という事を言葉だけではなく、抱きしめたり自分の全てを使って伝えてあげましょう。 

   

ちなみに私は、家事や世話等の全てが至らぬ親ですが、私はそれだけは毎日伝えています。

なので伝える際に、親(自分)の傷つきやネガティブな感情の解消のために子供を使わない様にしましょう。

   

ちなみに、伝える時期や場所についてですが、これは円満離婚だったり、DV離婚だったり、死別だったりと状況が様々なのでその家庭にあって時期と場所は親が見つけてあげるべきだと思っています。

   

伝えた、その後。

冒頭でも書きましたが、我が子達は自閉症です。
子供達に分かり易い方法で伝えたつもりですが、なかなか伝わらなかったです。

   

  • 娘8歳(小学2年)重度の自閉症(コミュニケーション理解能力が低い)
  • 息子6歳(幼稚園年長)自閉症スペクトラム(コミュニケーションは取れるが幼い)

1度目の説明

子供達に分かり易い方法で説明をしました。
コミュニケーションが取り辛い娘には、彼女が慣れている「絵カード」や「絵」「文字」を使って伝えました。

   

息子には言葉で伝えました。

   

2人とも泣き喚く事もなく、淡々と終わり何も影響を受けていない様に見えましたが、分かってなかったのだと思います。

  

2度目、3度目の説明は母親のミス

今思い出しても、やり直したく恥ずかしい話ですが、2度目と3度目の説明は私の未熟さを全面的にだしてしまいました。

  

親として子供の気持ちを考慮した発言とは思えず、撤回できるならこの2回目と3回目の説明を取り消したいくらいです。

  

離婚説明の中で、なんだか悶々として「離婚してごめんね」と伝えてしまいました。おそらく「いいよ」と聞きたいが為に。

  

最悪ですよね。
子供からしたら「謝るくらいなら、離婚なんかするな」と思いたいはず。

  

大事なのは、子どもを傷付けた大人が、一人ひとりの子どもの声に、丁寧に耳を傾けることなのに。離婚時に限りませんが、子どもと接するすべての大人が絶対に忘れてはいけない事だと思います。

  

とある時を機に、子供の前で離婚の不安定さを出すのは辞めようと決めます。

  

4度目の正直

とある時に、息子が「ママの誕生日パーティーにパパを誘ったらどう?」と言ってきました。

  

正直、ショックでしたが、その時がチャンスでした。
もう一度ちゃんと伝えました。

  

今までずっと「離婚は2人のせいじゃない、パパとママの問題だ」と伝えてきたつもりなのに、息子がこう言いました。

  

「僕がこの家に引っ越しをして楽しく暮らしてるから、パパと暮らせなくなっちゃったの?」と泣きました。

  

もう一度、ゆっくり涙が笑顔に変わるまで抱きしめながら説明をしました。 

   

それから

それからは、こちらからも離婚については説明していません。
息子も、離婚についても聞きません。
コミュニケーションが苦手な娘も時折「パパ?」と言っていましたが、今は言いません。

  

どう思っているのかはわかりませんが、沢山傷付いてはいると思います。

  

なので、こちらからも離婚には触れません。
しかし、何かにつけて過剰に愛情を報告するようにはしています。

  

  • ずっと味方であること
  • 一生愛してる事
  • いつもありがとうという事

そんな事を、当たり前の日常にしています。

  

子供達に起こっていた症状

今思えば、息子や娘が起こしていた不可解な行為は、「片親を失ったのであれば、もう一方の親をも失うかもしれないという恐怖感」から来ていたのかもしれません。

  

離婚して2年くらいは、娘が別室にいる私を確認しに来ていました。
息子も、「ママ?いるの?」とトイレさえも確認していました。

  

親が突然いなくなるかもしれないという恐怖を知っているが故の子供の行為かなと思います。

   

「ママは絶対2人が大きくなるまで一緒に暮らすし、もし大人になって別々に暮らしても、いつでも帰ってきていいんだよ」と耳が痛いくらいに伝えています。

  

親が子供にしてあげれる事。

離婚を経験した私が言うのもどうなのかな、とおもいますが、離婚は確実に子供を傷付けます。

   

ケンブリッジ大学の社会発達心理学を専攻するマイケル・ラムは、離婚が子どもに与えるネガティブな要因にこちらをあげています。

  • 非同居親と子どもとの親子関係が薄れること
  • 子どもの経済状況が悪化すること
  • 母親の労働時間が増えること
  • 両親の間で争いが続くこと
  • 単独の養育にストレスがかかること

なので、離婚しないで済むのならそれが一番だと思います。
でも、結婚生活を続ける事が難しかったり、両親の不仲を子供に見せるくらいなら親が笑顔でいれる状態で子供と過ごせる形になる方が良いと思います。

私と元夫はそれが離婚だった。

子供が母親に求めているのは、正しい教育や裕福な状況だけじゃない。
むしろ、そんな事より「愛情」が何よりだと思っています。

だから、どんな状況でも「愛情」だけは与え続けてあげてください。
親にできる事であり、親にしかできない事なのかもしれません。

離婚後に私が救われた本です。


 

 

 

 

sally