重度自閉症の娘、10歳までのトイレ事情。

子供達の事

こんにちは、sallyです!

   

重度自閉症の娘(10歳)と自閉症スペクトラムの息子(8歳)を育てています。

   

   

子育て中のお母さんは、一度は検索したことがあるのではないでしょうか。
そして、自閉症の子のオムツ外し大変ですよね。

   

うちの子はまだオムツ…

   

私も悩みました。
恥ずかしいとかじゃなくて、排せつの処理は正直、嫌だったからです。

   

だから、早く外れないかな~と思ってしまいますよね。
でも大丈夫です。

   

結論を先に言うと、いつか外れます

   

我が家は子供達2人とも支援児童なので、必然的に周りにも支援児童が多い。
みんないつかは外れています。
みんな、いつか最適のタイミングがやってくるのです。

   

実際には、息子のオムツ外しやトイレ事情にはそんなに苦労をしていません。
いえ、していたかもしれませんが、娘の方が大変だったために息子に対して苦労を感じなかったのかもしれません。

   

なので、今日は言葉でのコミュニケーションが取れない「娘のトイレ事情」を中心に、記事で解説していきます。

   

重度自閉症の娘、10歳までのトイレ事情とその経緯。

記憶をたどっている部分もありますが、だいたいこんな感じです。

  • 4歳(年少):赤ちゃんの頃と変わらず、オムツの中で排尿、排せつ。
  • 5歳(年中):始めてトイレで排尿、排せつが出来た。
  • 6歳(年長):誘導でトイレで確実にできるようになった。
  • 7歳(小1)~現在:排尿、排せつ共にトイレで出来るが、排せつ時の後処理不可。
  • 10歳(小学4年後半から5年生前半の今)何か心境の変化があったのか、トイレへ向かえない事があり失敗が増え始めました。

詳しく解説していきます。

4歳(年少):赤ちゃんの頃と変わらず、オムツの中で排尿、排せつ。

周りの子達が2歳から3歳にかけてオムツが外れるのに対し、娘は全くそんな様子はありませんでした。

   

この時、トイレ事情を気にしているのは親だけ。

娘自身も言葉を使用しての会話理解も出来ていないし、本人も周りと自分を比べるという行為自体出来ていないので、羞恥心も無ければ、何をしないといけないのかが分からない状態だったと思います。

   

まだ娘は、排せつの事まで理解するに至っていませんでした。

   
こんな時に親にできる事は、時が来るのを待ってあげる事。
大丈夫です、絶対外れます。
今がタイミングじゃないだけ。

5歳(年中):始めてトイレで排尿、排せつが出来た。

年中の頃、彼女自身は毎日生きるのに葛藤していたと思います。
例えば、がこちら。

  • 新しい場所全てに行く事が怖い→パニック
  • テレビコマーシャルすら怖い→パニック
  • 祝日の意味が分からない、早帰り、代休も分からない→パニック
  • 食べれないものだらけで、食事を提供しただけでパニック

これ以外にも朝起きてから、夜寝るまで苦しくて仕方ない様子でした。

  

育てる方も本当に大変でした。

    

でも、できる事も増えたんです。
絵カードがやっと理解できるようになりました。
大人(支援者)は、自分に絵カードを使って何か言っているという事が分かるようになりました。

   

もちろん、パニックになってからだと伝わらないし情報を入れる事ができないですが、落ち着いてさえいれば確実にカードからの情報を気にかけ、本人も見通しを付けたいようでした。

   

今からどういう流れで幼稚園に行くのか。
今日は、いつもと違うルートを通って幼稚園に行くなどを伝え、本人も理解する。
こちらが伝えたい事を、娘が信じてくれ、そして「信じて正解だった」と思ってくれる。

   

そんな事を繰り返しているうちに、トイレの誘いに応じてくれるようになりました。
私も、(下の子を抱えての生活だったので余裕のある時のみですが)トイレに誘って便座に座らせていました。

   

それを繰り返していると、とある朝トイレでの排尿に成功!
しばらくして、排せつにも成功!

   

年中を終える頃には、5割はトイレで成功を遂げていたと思います。

   

絵カードはこういった形で販売されています。


絵カードって何??って方もおられるかもしれません。

   

自閉症児は「言葉」を用いた耳からの情報より、「目で確認」した目からの情報が強い子が多いと言われています。視覚優位と言われています。

   

そんな子達は、カードを用いて情報を伝えてあげる事で安心して行動が出来るようになります
視覚優位と言われている自閉症児は、絵カードが本当に有効です。



6歳(年長):誘導でトイレで確実にできるようになった。

誘導しないと行かないですが、誘導すれば100%トイレで排せつできるようになりました。
もちろん、漏らしてしまう事もあります。

    

でも、これを機に日中は布パンツ、寝る時はオムツにしていました。
しかし、夜間排尿した事は一度もありません。

7歳(小1)~現在:排尿、排せつ共に可能、排せつ時の後処理不可。

娘は特別支援学校に進んだために、生活面での指導に教員たちが熱心だったこともあり、トイレに自発的に向かう事も出来るようになりました。

現在小学5年生の状況がこちら。

  • 排便排尿共に誘導で行く事が5割
  • 自発的に行く事が5割
  • 排便排尿共に、漏らしてしまう事が時々あります
  • 小学2年の頃から、排尿時にティッシュでの拭きあげ可能
  • 排せつ時は促さないと、ティッシュでの拭き上げが出来ませんが、上手にふけないこともあります。

   

10歳になって、失敗が増え始めた

小学校4年生後半から、何かに集中している最中に突然漏らしてしまう事が増えました。

何かに夢中になっている時もあるし、ワザとに見える時もあります。

しかし、処理を手伝わせて、自分の着替えを一番最後にさせて「ちゃんとトイレに行かないと自分が損をするよ」という事を身をもって伝わるようにしています。

その子なりの進め方を、模索しよう

というわけで、重度自閉症の娘のトイレ事情を書いてみました。
まだ、周りと比較してしまう幼少期のお母さんたちからすると、先が長い様に思えるかもしれません。

   

私がそうでした。
しかし、よくできている子が目立ってしまうだけで、定型発達児でもなかなか外れない子も多いです。

   

なので、「焦らず、急かさず」です。

   

実際にトイレ事情は遅いけど、食事の面では伸びている。
コミュニケーションは取れないけど、トイレはばっちりだ、など子供によってどこが伸びていくのかは様々です。

   

あと、熱心に取り組んでおられるお母さんは時間に余裕があったりするので、育児の事で他人と比較して凹んだ知りなくてOKだと思います。

トイレに限らず、自閉症児の「出来る」を増やすコツ

結論は「お母さんだけ頑張らない」「支援者全員で頑張る」です

情報を共有しあう

特別支援児童は、言葉の通り「特別な支援」を要する生き方をする子供達です。
それは、お母さんだけが支援するには限界があります。

   

支援者にも助けてもらいましょう。

   

私は、子育ての責任は母親だけに降り注ぐべきではないと思っています。

   

支援者に助けてもらうには

支援者も助けるには、状況の理解が必要。

  • 何が不得意なのか
  • なぜできないのか
  • 家と支援事業所や学校では何が違うのか

特に、母親が感情的だと、困っている事しか伝わらないので、状況を伝えましょう。そしてどうなって欲しいのかも伝えましょう。

  

そうする事で、求めている解答ではない事が返ってくるかもしれません。
そしたら、今度は質問で返しましょう。

   

できるだけ、支援する人全員の足並みが揃うといいなと思っています。

   

そして、信頼

支援に信頼って大事だと思います。

  • 子供が支援者を信頼する事で安定して関係を築ける
  • 母親が、支援者を信頼する事で、安心して預けれる
  • 母親に信頼してもらう事で、支援者も専門知識を有効に活用し提案ができる
  • 母親にしても、支援者にしても、謝ってばかりだと、状況も求めている事も伝わらない
  • 報告もなしに、謝罪だけされる支援事業所もありますが、それでは母親の信用を失います

支援児童の為に、足並みを揃えれるように「支援会議」があります。
報告だけで終わる事が多いので、知識の授受が積極的に行えるような「特別支援のチーム」となる事が当たり前になればいいな~と思っています。

   

そもそも、親は教育に向き合う気力がない

障害のある子の親は「優しい」「明るい」「強い」といわれますがみんながいつも「仏の心」ではありません。

   

みんな普通の人間で、嫌な事は嫌で、ストレスも普通に溜まる。
怠けたい日もいっぱいあるし、むしろ怠けたい日だらけですよね。

   

大事なのは:協力です!一人で頑張るのは辞めましょう。

   

結論

  • いつかオムツは外れる
  • 子供によってペースがある
  • 定型発達の子の育児書はあてにならないと思う事
  • 母親だけが頑張らない
  • 「支援」に頼る

子供が小さい時は、「自閉症」というだけで先が見えなさ過ぎて不安になります。
でも、「自閉症」はその子自身ではなく、その子の一部にすぎません。

  

その子は「◎歳の子供」というのが大前提です。
子供だから、大人が想像する以上に一年で成長していきます。
そして、子どもだから大人の思い描いた様に成長はしません。

   

というわけで、今回は重度自閉症の娘、10歳までのトイレ事情とその経緯を記事にしてみました。
誰かの参考になります様に。

  

自閉症の事を少しでも沢山の人に知ってもらえたらと思っています。
そして、それを機に世の中には本当にいろんな人がいる事を認識し、出来る範囲で支えあいながら
皆が暮らしやすいように 生きていけるといいなと思っています。

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