我が子を「いやらしい大人」に育てない「褒めない育児」

子供達の事

こんにちは、sallyです!

自閉症児2人と3人で暮らしています。

私は、子ども達をほとんど褒めませんが、2人は頑張り屋で明るく、優しい。
ちゃんと、我儘も自己主張もでき立派に育っています。

・将来、我が子が損得で動くような人間になったら嫌だな~
・自分に都合の悪い事には向き合わないような子になったら嫌だな~
・結局、褒めて伸ばす方が子供は伸びるの?
・叱る育児の方が良いの?

こんな疑問をにわかに感じている人は、大集合してください。

育児って、「褒める育児がいい」とか「叱らない子育て」とか「○○式教育」とか色々情報が溢れていて悩みますよね。

実際に自閉症を育ててる私も「TEACCHプログラムがいい」とか「食事療法が良い」とか、周りから色々情報を貰います。

でも、本当は育児でも実生活においても、何を信じるかじゃなくて、どんなプログラムがその子にあっているか?を見定めれる、千里眼の方が大事なんじゃないかと思います。

何かを信仰し過ぎると、争いごとになりかねませんしね。

話が逸れましたが、実はこの記事で紹介する「子供を褒めるのを辞める」って、結構大事なんですよ。

「褒めるのを辞める?」「厳しすぎ」と思うかもしれませんが、実はそんな事ないんです。

この記事では、こんな事を書いています。

  • 褒めない育児とはどんなものか?
  • 一体、だれの考えなの?
  • 具体的にはどんな感じ?

記事を読み終えると、褒める事のリスクを知って「損得で動かないような子育て」を知る事が出来るようになりますよ。

さっそく、みていきましょう。
誰かのお役に立てれば幸いです。

褒めない育児とは?

褒めない育児って、冷たく聞こえますよね。

今まで出来なかった事を、やってのけた我が子の晴れ姿。

最愛の子供の成長に、「凄いね~」「よく出来たね~」って言いたくなりますよね。

でも、子どもを些細な事で褒めてばかりいれば、「褒められる状況が当たり前」になります。

反対に言えば「褒められないと不安」になり「褒めてもらうために行動」する様になります。

そのままの成長を繰り返して行けば、「自分がどう行動したいのか」ではなく「大人はどう思うのか」「周りの人はどう思うのか」ばかりを自然に気にする。

「褒められる状況」じゃないと、行動したり親切を提供したりできない「いやらしい大人」になってしまうことも。

褒める時の心理とは?

「子供を褒める」という行為は、親子の間に上下関係を作り上げている状態です。

たとえば、同僚や夫婦間の立場が対等な人の間に状況を置き換えてみてください。

自分のパートナーが、珈琲を淹れて持ってきてくれたら何と言いますか?

ありがとう~

普通「ありがとう」ですよね。

「すごいね~」「よく出来たね~」とは、言わないと思います。

なぜ言わないのか?
それは、双方は上下の関係だとは思っておらず、私たちは対等な人間同士だと思っているから。

反対に、パートナーから「凄いね~」「よく出来たね~」と言われれば、馬鹿にされている様な気分になります。

それでも、誰かに褒めてもらいたい!

それでも、人間って誰かに褒めてもらいたいものですよね。

大人になってからも「よくやったな」と、親に褒めてもらいたい。

上司からも「よく出来ている」と、褒めてもらいたい。

でも、こんな風に思っている人は、やはり人と人との関わり合いを「上下」でしか見ていません。

「あの人は上で、あの人は下」

そんな、人にランキングを付ける考え方を子供に教えたいですか?

人はみんな生まれながらにして「同じではないけれど対等」なのです。

誰かと自分を比べて劣等感にさいなまれるよりも、比べるべきは「過去の自分と今の自分」じゃないでしょうか。

アドラー心理学

ここまでの所で、少しでも「なるほどね~」と思った方へ、もう少しだけ話を深掘りして説明します。

この考えは、アドラー心理学の思想を用いられているベストセラー「嫌われる勇気」の中に記載があった話なんです。


嫌われる勇気は、「アドラー心理学」を分かり易く書かれたもの。

アドラー心理学
アドラー心理学とは、フロイト、ユングに並ぶ心理学の3大巨匠とされる、アルフレッド・アドラーの心理学のことです。アドラー心理学は、この『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)がベストセラーとなったことがきっかけで、今では多くの人に知られています。

長年に渡る大ベストセラーなんですよ。

アドラー式子育て

アドラー式子育てとは、アドラー心理学を取り入れた子育ての事です。

アドラー心理学で、特に大事にされているのが「共同体感覚」

共同体感覚とは、簡単に言えば、「一人ひとりが自分らしくいられ、お互いに協力し合える関係を周囲の人たちと築けている状態」のこと。

人と人は縦の上下関係に属するのではなく、人が人を支配しないヨコの関係ということです

この感覚を高める為に大切な事はこの3つ。

  • 自分が自分のことを好きになる事(自己受容)
  • 他者のことを仲間と認める事(他者信頼)
  • 人の役に立っていると実感する事(他者貢献)

そして、この条件は「人間の幸せの条件」ともされています。

だから、育児においても子どもの共同体感覚を高め、最終的に「自立」させることがアドラー式子育ての指標となります。

<自立とは>
1. 保護者(通常は親)の保護から精神的に独立して
2. 自分のことを信頼しながら
3. 社会(他者)との適切で建設的な関係を構築して生きていくこと

日経DUALより引用

アドラー式子育てで言うところの自立は、経済力や生活力をつけて独り立ちする事だけではありません。
独り立ちしたうえで、まわりと調和して暮らすことを言っています。。

具体例で、褒めずに認める行動を考えてみましょう

でも、今まで褒めていた部分を実際どんなふうに変えていけばいいのか、疑問ですよね。

でも、とってもシンプルで簡単です。

大人に話しかけていると思えばいいのです。

少し具体例を挙げてみましょう。

誇りを持たせる行動
●子どもが手伝ってくれたとき
「お手伝い出来て偉いね~!」と褒める行動を辞める

「本当にたすかる!ありがとう!」と誇りを持たせる

●テストが100点だった時
「えらい~!お勉強がんばったね!」と褒める

「勉強がんばってたもんね、すごいね」とその存在を認める

よく外国の映画で、両親が子供に「I am proud of you(誇りに思うよ)」って、子どもをほめていますが、あれも自然とアドラー的な心理が風習として備わっているからだと思います。

まとめ

  • 褒めるとは上下関係を意識した行為
  • 褒めるより、誇りを持たせる
  • 褒める行為を続けていると、褒められるために動くようになる
  • 人の存在に「上下」はない。人は生まれながらにして「みんな違うけれど対等」(アドラー心理学より)

という事でした。

褒めない育児どうでしたか?

そして、アドラー心理学に興味も出てきませんか?

アドラー心理学が分かり易く説明されている「嫌われる勇気」はAmazonオーディブルで1か月無料(解約金なし)で聴く事も出来ますよ。
↓↓↓↓

今日は、ここまで~