「自閉症児の育児に疲れた」そんな時は移動支援に頼ってみませんか?

子供達の事

こんにちは、sallyです。

sally
この記事を書いている私は、自閉症児2人を育てるシングルマザーです。

・小学校5年生の特別支援学校の女の子
・小学校3年生の特別支援学級の男の子。

自閉症の子供たちと暮らすママ達に質問です。

子供達が幼稚園や保育園、小学校やデイサービスを利用できない時はどうしていますか?

ずっと、ワンオペで自分が見ているという人もいっぱいいますよね。

だから週末や長期休暇が辛い…。

私は、離婚前も後もひたすらワンオペなのですが、日本の母親業ってやればやるほど「おかしすぎる」と思う事がたくさん。

というわけで、これからを生きる若い自閉っ子ママさんや、私と同じ様に老体にムチ打って育児をしているママにお伝えしたい。

自閉っ子のご両親が自分の時間を作れる、「移動支援事業」を紹介していきたいと思います。

移動支援とは

移動支援とは、障がいを抱えた(大人にも子供にも対応)、ひとりでの移動が難しい方に向けて、外出の支援をするサービスです。

地域の事業所と契約する事で、親の代わりに障がいのある我が子を連れだしてもらえる生活支援事業サービスになります。

※居住の自治体により、サービスの規定が変ってきます。

いつ、どんな障害の子が、どのくらいの時間、どこへ行く事ができるの?

いつ・親が自分の時間が欲しい時
・子供が親以外の人と出かける為に
1人では移動が困難な障害者(児)に対して、余暇活動や社会生活上必要な外出の際に支援者と、移動の介助を提供するサービス
誰が小学校1年生以上身体障害者(児)・視覚障害者(児)・知的障害者(児)・精神障害者(児)
時間制限自治体に要確認自治体ごとのサービス支給状況によって利用できる時間数が大きく異なります。
一概には言えませんが、月に20時間前後の所が多いようです。
場所・余暇活動
・社会参加
・生活上必要な外出
(例)自宅から公園や博物館、動物園、プール
自治体によっては制限を設けている所もあるために確認が必要です。

利用申請方法

移動支援の利用の為には申請が必要で、その際に受給者証が必要になります。

この受給者証は、放課後デイサービスやショートステイを利用する為の受給者証とは別の受給者証となります。

なので、放デイやショートステイを利用しつつ移動支援も利用しようと思えば受給者証が2つ必要になるわけです。

そして、受給者証の発行の可否や支給日数の決定など自治体にゆだねる形になるし、受給者証取得のためには障害者手帳が必要な地域もあるようです(私の住んでいる地域は違いましたが…)

ちょっと色々ややこしいので、これから支援をずっと利用していくのであれば「相談支援事業」や「発達支援センター」を利用して「相談員」つけれるかどうか確認してもらうのもありです。

相談員がついてくれれば、そうした事を一括して説明や手配をしてくれますよ。
ママさん達が、小さい子を連れて、手続きに大変な思いをする事が少しでも減る事を祈っています。

で、それが出来ない場合は、事前に自治体の福祉課に電話をして、必要なモノを確認し手続きに向ってください。

流れとしては…
  1. 住んでいる自治体の障害福祉課窓口に申請をす
  2. 支給決定会議
  3. 支給決定
  4. 受給者証の発行
  5. 契約・サービス利用

私が、多くの人に移動支援を利用して欲しい理由

で、ここからが今日の本題でして、今回わたしが移動支援をブログで紹介した理由が3つあるんです。

それを、一気にお伝えしていきたいと思いますね。

①母親の休息の為

障がいのある子(自閉症児育児)を抱える心身ともに疲れ切ったお母さん達…少し子供と離れましょう。

「学校も幼稚園(保育園)もデイサービスも行かせているからこれ以上は…」というママ達も、全然問題ありません。

休日や長期休暇を子供と過ごすのが辛いと感じるのなら「我が子や支援の方に申し訳ない」と思わずに、積極的に離れましょう。

鬼でしょうか、わたし。
でも、本当にそんな風に思っています。

私自身も、自閉症の子供達を一人で育てながら思うんです。
障害と虐待は背中合わせなんだな…と。

もちろん、今の所まだそんなところまで追いつめられてはいませんが、気持ちはわかります。

「ひとりで見ていたらいつか自分が壊れる」そんな風に思っているからこそ、私は積極的に子供と距離を置いています。
そして、一緒に居る短い時間を、密に過ごすようにしています。(実際は出来ているか微妙ですが…)

②18歳からの障害を抱える我が子の為

今のところ、放課後デイサービスの利用は18歳までです。

18歳以降に、送迎のサービスが迎えに来てくれる福祉サービスは限られています。

それに、子供が18歳にもなれば親も年を重ね、体力的に衰えて当たり前です。

そんな中、移動支援は18歳以降も継続して利用する事ができる優れた福祉サービスなんです。

もちろん、子供達が18歳になる頃にはまた別のサービスが出来ているかもしれません…
(人口の減少で働き手の少なさから考えると、微妙な所ですが…)

しかし、新しい事を受け入れるのが得意ではない発達障害を抱えた子達は、小さい頃から慣れているサービスがあるというのは素敵な事ですよね。

③頼る先を増やしておく為

障がいの有無にかかわらず、子育てのゴールは自立ってよく聞きますよね。

でも、障害があって一人での生活が困難な子の自立って「一人で稼いで食べて行ける事」のわけはありません。

そんな、障がいを抱えた子達の自立って「助けて」といる場所を増やし、「頼らせてくれる場所」を増やす事だと思うんです。

要は「自立する為に依存できる場所を増やしておく」という事。

一か所に助けを断られても、また別の場所がある。そこがダメでもまたほかの場所がある…といったように「頼りになる場所」を一か所に集中させない事。

その頼り先を作るための小さな一歩。
それが、小さいうちから福祉に関わっておくことも含まれますよね。

障がいを抱えた子の親は苦労が多い?

で、今回のタイトルの「移動支援に頼ってみませんか?」ですが、ここを深掘りする事が、今回の真のお伝えしたい事だったんです。

障害を抱える子の親の方々…。
移動支援や地域…そして頼れる身内がいるのならば、積極的に頼って欲しい。

なぜなら、「自分の遊びの為に、子供の世話を他人に頼むなんて母親失格じゃー」みたいな、風習や考え方がいまだに日本には多く存在しています。

でも、どうでしょう…本当にそんな事で母親失格なんでしょうか。

まわりの親たちは10年も経てば、ある程度子供の手が離れていく中で、障がいある子を育てる親はずっと介助や幼児を育てるような育児が続く。もしかすると、子供が成人しても続いていくのかもしれない。

それって、辛いですよね。

そんな中で、「親の責務だ」と言われながら、何十年も障がいのある子を親が中心に育児をしていたらどうでしょうか?いつ、精神的に追い詰められても不思議じゃない。

そんな環境下にいる人こそ、時に日頃のやるべき事をわすれて、「人として」羽目を外して楽しむ。
それが、そんなにいけない事なんでしょうか?

「障害のある子を預けてまで、遊びに出るなんて信じられない」と思う人は、障がいのある子を産んだのなら楽しむ事は今後の人生では許されない事だと言い切りたいのでしょうか。

ただ、介助と世話をして、精神的な苦痛をも全てのみ込むのが親というものだと言いたいのでしょうか。

そうした話は、美しい話ではあります。
でも、そうした人生を他人に強要するのは、全く美しくない…醜い考えです。

sally的なまとめ~

何が言いたいのかというとですね、「○○な立場なのだから~」申し訳ないと思う固定概念を手放していくべきだあ~と思っていて…。

「積極的に自分の為の時間」をつくる、文化や風習に変わっていくべきだと思っています。

お母さんが笑っている事が、どれだけ子供にとって意味がある事なのかを今の日本はもっと知っていくべきだと思っています。

とはいえ、福祉業界もどこもかしこも、人手不足でなかなかサービス利用が出来ないのが現状ですが、それについては次に書いて行きたいと思います!

今日は、ここまで~♪