移動支援が学校送迎に利用できない?!働けない障がい児母の問題を斬る!

子供達の事

こんにちは、sallyです。

sally
この記事を書いている私は、自閉症児2人を育てるシングルマザーです。

・小学校5年生の特別支援学校の女の子
・小学校3年生の特別支援学級の男の子。

先日、家族に障がいを抱えた人がいるのなら移動支援を利用していきましょう~って感じのブログ書いたんです。

そこでカンのイイ人は、「じゃあ、学校の送迎に移動支援を…」って思った人もいるはずです。

しかし、移動支援は学校送迎に利用できる地域は、今のところほとんどありません。

それが、障がいのある子の親にとって、どれくらい大変な問題なのかって事を今回は語らせてください。
※完全な個人的な意見です。

でも、誰かに「本当だな~、どうにかして欲しいな~」と、意識が変わる人がいてくれたら幸いです。

移動支援が学校送迎に利用できない

移動支援は「移動の手段に使えるんだな…!」と理解したのならば、働いているお母さんがまず利用したいのが障がいのある子の学校への送迎です。

ただ、移動支援は全国的には余暇の外出支援がメインで、通学支援として利用できません。
利用できる地域もありますが、今のところは限られた一部の地域のみです。

自治体の詳しい人に質問してみたのですが、移動支援とは
「ひとりでの移動が難しい障害を抱えた人に、支援者の付き添いのもと余暇活動をしてもらうためのもの」
と、だいたいこんな解釈でいいそうです。

「だいたい」って気になりますよね。
それは自治体によってガイドラインが違うからだそうです。

それじゃあ、学校の送迎に困っている人だらけだよ…

障がいのある子の母にとっては、子供の学校への送迎は本当に大変な問題。

特に特別支援学校は学校の開校も遅いので、母親もそれに合わせて送迎する必要があるし、送迎していては一般的な仕事の開始時間には間に合わない。

私の知人のなかには、子供に障がいがあってもフルタイムで働いている人もいます。

しかしそんな人たちの多くは、祖父母が送迎をしてくれていたり、子供の障害の状態が軽度でどこかの支援が入りやすい状態だったりします。

で、かくいう私も、送迎をなんとか手配してフルタイムに近い(労働条件はほぼフルタイム)で、働いた事もあります。

なぜ、正社員ではないのかといえば、長期休暇の放課後デイサービスの開所受け入れ時間が学校より遅く、そうした時間縛りによりパートタイムとして時間考慮してもらわなければ就労できなかったからです。

でも、そんなギリギリの不安定さの中で働いても朝から晩まで働いても、母親自身の身体が壊れそうなんですよね。

仕事と育児の両立は出来るのだけれど、自分の時間は一切ないどころか…自分の身体が病気になりそうなくらいでした。

だから、私を含めひとり親にとっては働くという事は家計の財力(生活力)と直結していて、障がいの子の学校の送迎問題が貧困と精神疲労と常に隣り合わせの状態なのですよ…。死活問題です。

と、こんな現状なので、障がいのある子の親が働き先を見つける事や、たとえ働き先を見つけても育児と両立させていくのは本当に厳しい現実。

でも、少しおかしいですよね。
日本は税収がたりなくて、年金問題もかなり深刻化してるんですよね。

その為に女性の社会進出を推進してるんですよね…ちょっとおかしいです。

いや、かなりおかしいんです。
女性の社会進出を推奨してくれているのに、働けないような状況を作り出しその為の支援もないっておかしいです。

通学で困難が生じるなんて公平じゃない

だから、移動支援が学校の送迎に使えないのは物凄く問題なんですよ。

だって、支援学級に通う子達の中には、みんなと一緒に歩いての通学が困難な子も多い。
ましてや、特別支援学校であれば、学校の開所が遅いし学校だってメチャクチャ遠いって家庭も多いんです。

それにも関わらず、通学を支援する事業が「少ない」「足りない」って、問題じゃないかなと思う。

学びを提供するだけが、公平な義務教育なんじゃなくて、みんながその子に合った学びを受けれるように提供できる環境までを与えると準備段階も義務化して欲しいんですよ。

政府には、そういう部分も含めて子供達に平等を提供できるようぜひ話し合って欲しい!

だって義務教育を提供するって事は、その家庭がどうであれ、その子供がどうであれ、その親がどんな状況でも公平な学びを子供達に提供しますって事ですよね。

そういうのも、最低限の未来への投資だと思うんですよね。

シングルマザーの親が子供を置いて夜に仕事に出ているとか、障がいのある子の親は働かない人がおおいとか…なんだか深刻そうに…そしてなんだか嬉しそうに、報道したり会議されたりしているけれど、なんでそんな事になったのか、きちんと問題の根底を考えてみてほしい。

なんで、移動支援は学校の送迎には使えないんだろう?

もちろん、国は障害のある人や、障がいを抱えた子の自立やその家族の為に導入した制度だとは思うんです。

でも、現状は移動支援だけにとどまらず、放課後デイサービスも療育も待機児童がたくさんいる状況なのですよ。
それに、大人の障がいを抱えた方々の施設入居も、待機されている方がたくさん。

とりあえず、大人子供ともに、空きが出次第そこに入るっていう…保育所の待機児童とよく似ていますね。

少子化なのに、待機が多いなんておかしいなあ…

何で足りてないのか考えてみた

これは、問題が重なりに重なって起きている状況もあると思います。

・支援児童の増加
・労働者の減少(少子高齢化による、労働者不足)
・一世帯当たりの規模が少なくなり、家族で世話を出来る人が減った

このあたりなんじゃないか…とおもいますが、福祉にも子育て支援にも莫大な国家予算を割いているのにもかかわらず、待機している障害を抱える子供達が多いのはおかしいですよね。

こうした問題背景も含めて、平成28年に児童福祉法が改正されました。
その際に改正されたのが主に、以下の4点です。

・児童福祉法の理念の明確化等
・ 児童虐待の発生予防
・児童虐待発生時の迅速・的確な対応
・被虐待児童の自立支援

参考:厚生労働省ー児童福祉法等の一部を改正する法律案の概要

子供達を守っていくために、そして児童により良い発育を届ける為に法律を社会背景に合せて改正されれています。

とくに一番目の「児童福祉法の理念の明確化等」ではすべての児童が適切な療育をうけることが改めて強調される形に改正されています。

自治体単位での児童相談所の増設や、児童福祉司などの専門的な職員の増員が決まりましたが…法律で決められていないために、まだまだ整備が追いつかないと言われています。難しいですね。

まとめ

ここで書いたことはあくまで私の個人的な意見ですが、同じように思っている方も多いと思います。

が、しかし…
じゃあ、「障がいのある子の家族を助ける制度を増やせばいい!」「雇用だって増える」と、安易におもったりもしていましたが、そうなってくると支援や福祉の質を保てなくなってくるんですよね。

じっさいに、今そんな雰囲気も感じる時もあります。

日本の様々な、支払いの上限金額制度がよくないんじゃないか?!って、個人的に思っている部分もあります…。
>>>無料で受けられる療育:本当に無料でいいの!?

sally的なまとめ~

障がいのある子のお母さんだって、りっぱな国の労働資産です。
働くことが出来れば納税だってできるし、国を支える人になれるわけだから「障害のある子のお母さんは大変だね~」で済まされてる場合じゃないんですよ。

その為にも、障がいのある子の通学問題も「親が何とかしましょう」で片づけれるものではないと思うんです。

障がい関連の事だけではなく、苦しい、生き辛いという人が少しでも減っていくような社会になるように私も小さな声を上げていきたいと思っています。

今日はここまで~♪