【不可能に近いを実証済み】ひとり親では自閉症育児は簡単に出来ない

ひとり親と離婚

こんにちは、sallyです。

sally
この記事を書いている私は、自閉症児2人を育てるシングルマザーです。

・小学校5年生の特別支援学校の女の子
・小学校3年生の特別支援学級の男の子。

ひとりで自閉症の子供たちを育てています。

正直なところ、大人ひとりでは自閉症児を育るって本当に大変な事です。

書店に連なる本は「こうして自閉症児を立派に育てました」「発達障害の子を伸ばす」など、「努力次第で自閉症育児はなんとかなる」と言わんばかりのタイトルが連なっています。

それに、障がいのある方のサクセスストーリーばかりが、メディアで取り上げられるのがなんだかおかしいなあと思っています。

だから今日は書店や「sallyさんは、こうやって体がボロボロになりました」と書籍が並べられるつもりで説明していきたいと思います。

理由をまとめつつ、社会の変化にも触れていきたいと思います。

ひとり親では自閉症育児は簡単に出来ない

結論を、最初に述べましょう。

  • 理由①:収入が少ない
  • 理由②:アドバイスはしてくれるけれど、実際に助けてくれる人は少ない
  • 理由③:生活に余力がない

ひとつずつ説明していきたいと思います。

理由①:収入が少ない

これは、最重要ポイントですね。

なぜ、収入が少ないのかといえば、働かないといけないのに子育てもしないといけないからです。

自分の子供は支援がなければ生きていけず、その世話が必要なために一定以上の収入を得る事が難しい。

日常の世話以外にも、特別支援学校の開校時間も遅いので送迎も必要。放課後デイサービスも不足していて、預かってくれる日数や時間にも制限が設けられている。

支援児童という事で、支援会議や個別面談なども非常に多く、その都度休める仕事を選んでいると安定して稼げる職業を手に入れるのは難しいのです。

今の日本では、障害のある子を育てているのかという事に関わらず、ひとり親世帯の貧困がかなり問題となっているのに、助けてくれる制度が少ないのはおかしいなあと思っているんですよ。

理由②:アドバイスはしてくれるけれど、実際に助けてくれる人は少ない

これも、大事な問題です。

福祉を充実させてくれようと、国も莫大な予算を障がいのある子の為に割いてはいるんです。

そのおかげで、放課後デイサービスも増えたし、相談支援事業なんかも充実してきてはいます。

だから、困った時にアドバイスを貰える場所も増えました。

でも、それが問題でして…アドバイスはくれるんだけれど実際に困った時に助けてくれる「支援の手」が不足しているんですよ。

福祉という雇用はでき、福祉の場で働く事が出来る人も増え、福祉窓口も増えたのだけれど実際にはまだまだ理想と現実の差が広い状態なんですよ。

土日や、母親の急病の時など、緊急時には誰も手伝ってくれる人がいない。
それって、問題視するべき所ではあるとおもうんですよ。(働き手や制度の問題を考えるとなかなか理想通りにはいかないとはおもうんですがね。)

理由③:生活に余力がない

こちらも、超重要ですよ…もう全部重要です。

生活に余力があれば、家事代行を雇ったり、ベビーシッターを雇ったり、食事を買って帰ったり・・・さらには子供におもちゃを買い与えて少し自分を楽にする事も出来ると思うんですが、そのお金に余裕がないんですよ。

じゃあ、働けばいいのに…といえば「理由①:収入が少ない」の問題に戻ってしまいます。

収入の少なさを補おうと、ひとり親世帯に手当なども出ていますが、それで生活がまかなえるほどには到底かないません。

国も、社会問題として問題視はしてくれている

こんな、不安と疲労、そして心身がすり減るような毎日が現実だと自分自身が潰れてしまいそうですね。

それに相談できるところがなく一人で抱え込んでしまえば…

考えたくないけれど虐待やもっとひどいケースも起こりうるかもしれません。

本当に、ひとり親と障がいのある子の育児は深刻な根の深い問題だと思っています。

こうした国民の困り感を、社会問題として改善していこうと政府は国会でも取り上げてはいるんですよ。

でも、それを話し合っているのは、貧困とはかけ離れた富裕層の人たちです。

そんな人たちに、ひとり親の障がい児育児がどれくらい理解して貰えるのか…少し想像できないんですよね。

そして、国や制度が変わるのには時間がかかる。だったら、それを待つより個人で変わっていった方が良いのではとは思っています…。

でも、それも本当は結構難しいんですよね。いくつか思いつく事を書いておきます。

ひとり親では自閉症育児を生き抜く為に

まずは、お金の問題ですね。そして、支援の手の確保。

その二つが、成立していないと親子共に、人間にとって最低限必要な事…「毎日食事を摂る」「布団で眠る」「愛情を知る」なんて出来ないんです。

それらが出そろって初めて、人生の底辺期である子供らしさ…すなわち、「認められたい」「愛されたい」「楽しみたい」等がでてくるんじゃないかなあ。

で、ですよ。

ひとり親が、伸びていく方法
  1. 在宅勤務に変わる
  2. 私的セーフティーネットを作っておく
  3. 例外:ベーシックインカムや手当の増額

このあたりじゃないかな~と思っています。

在宅勤務に変わる

生活を在宅に切り替えてみてはどうでしょうか。

要するに「フリーランス」です。
コロナ禍もあり、テレワークもよく耳にしました。

自分の時間を切り売りする雇われるという方法では、ひとり親や支援が必要な家族が要る人にとっては本当にほぼ不可能な生き方に近いんですよ。

だから、自分のスキルを売る生き方にスライドしていく。
自分にはスキルなんてない…と思う方も、アンケートに答える…そんなところから始めて見ても構わないと思います。

詳しくはこちらに、別記事を書いているので興味のある方は読んでみてください。
>>>【障がい児の親】一番働きやすく、収入アップも出来るのは在宅です。

私的セーフティーネットを作っておく

今の日本はですね、高齢者、障がいや病気を抱えた人、そして少子化とはいえ支援不足からくる子供たちを含めて福祉の力を借りなければ生きていけない人が沢山います。

沢山いるのにも関わらず、働き手不足や税収のもんだいから公的福祉のセーフティネットワークが崩壊しつつあります。

実際に、放課後デイや療育の待機などを実体験済みの人もおおいのではないでしょうか。

だから、私的なセーフティネットを作っておくことです。
身近に頼れる人の事です。

しかし、正直な所、親は老いていくし、兄弟が近くに居るとしても同じくして小規模な単位で子育てをしている家庭も多く頼れない場合も多いです。

ただ、今後日本は私的セーフティーネットに頼らざるをえないんじゃないかなと思っています。

例外:ベーシックインカムや手当の増額

話が、ズレまくりですが…たとえばベーシックインカムや福祉手当やひとり親手当の額が労働を要さない程に増額されたらどうでしょうか。

※ベーシックインカムとは、政府がすべての人に必要最低限の生活を保障する収入を無条件に支給する制度と定義されており、要は政府から毎月配ってもらえるお金の事です。

常識はずれな事を言うかもしれませんが、これが実現している国だって先進国にはあります。
そして、ベーシックインカムを検討してる国も沢山あるんです。(難しい問題ではありますが…)

ちょっと個人的な意見をかくと、国の幸せを維持する為に国民が犠牲になって貧富の差が激しくなるっておかしくないですかね。

本当は逆だといいなと思っていて、国民一人一人が幸せになって、国の幸福度なんて世界トップクラスじゃなくてもいいんです。「円」の価値が下がり過ぎるのは困るけれど、別に世界のトップに名だたる日本とならなくてもいいんじゃないかなと思っています。

で、こうした事を実現するには選挙に行きましょうって思ってるんです。

若い人が投票してくれないければ、国だって若い人の為に動いてくれない。
だから、選挙に行こうよと思っています。

理想論や極論に聞こえますが、初めからあきらめるんじゃなくて、自分の子供世代にも通ずることなのできちんと考えて行く事も大切だと思います。

sallyなりに、まとめてみます

というわけで、最後にポイントをまとめますね。

  • ひとり親は収入が少ないから、生活に余力がなく生き辛い
  • さらには、実際に助けてくれる人も少ない
  • 国の支援だけでは、お金も人手も足りない
  • ひとり親では自閉症育児を生き抜く為に、在宅ワークを始めて見よう
  • セーフティーネットも確保しておく
  • ベーシックインカムや、手当の増額を期待しつつ選挙にも足を運ぶ

今後は、すごいスピードで時代が想像できないようなところに進んで行くと思うんですよ
詳しくはこちら>>>自閉症児の未来について、今考えて欲しい事【イケハヤさんに学ぶ】

だから、きちんと自分の目で確かめて、他人の言葉を過信し過ぎず、自分と子供たちの事をしっかりと考えて行く必要があるとおもうんですよ。

私も、ひとり親の方や、障がいのある子を育てる方々の意識が前向きになるように声を上げていきたいと思います。Twitterでも発信しております。もしよかったらフォローしてくださいね。

なにか意見等あったら、教えてください💦

今日は、ここまで~♪