自閉症育児からみる、優しさとは何か。

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sally( triodiary)です。

もう若くないからなのか、自閉症コンビの育児が私に課題を多く提供しまくるからなのか…
本当の思いやりとか優しさって何なのだろうとよく思うようになりました。

失敗をした時、傷ついた時
抱きしめて泣かせてあげる事や、ずっと話を横で聞いてあげる事が優しさならば理想だし
我が子とそういう関係でありたいと思う。
けれど、そればっかりじゃないんだなと思う事が多々あります。

YouTubeを思いっきり見せて、気持ちを切り替えさせてあげる事だったり
言葉ではなく、おやつを食べさせてあげる事が気持ちの切り替えに繋がる事がある。
理想としていた母子の関係ではないから少し虚しくなることもあるが、それが自閉症児とくらす現実だったりします。
でも、障がいがあってもなくても「思いやりや優しさ」に正解はないし、人によって違う

今日は少し気を抜いて自閉症コンビ、姉弟の喧嘩をご紹介します。

基本的に、喧嘩の少ない2人です、と話すと
「仲良しだね」と、よくお声がけいただきますが、正確には関わりが少ない2人です。
2人で1往復以上のコミュニケーションを、未だ見たことがありません。

社会や人との接点が少ない姉10歳。
社会との関りや人は好きだけど、その接面が偏っている弟8歳。

言葉がでない、不安がいっぱいと、生きづらさがてんこ盛りの姉の方は、頻繁にパニックになります。全身でのた打ち回って泣いたり、大声、他害行為、自傷行為。
そんな彼女も「弟は唯一無二のかわいい存在」…なのかどうかはわかりませんが、あまり手を挙げません。とっかかったり、噛みついたりする事もめったにありません。

私の運転中、そんな彼女がパニックに。
正確には迎えに行った際パニック序章がスタートを切りそうだった彼女をそのまま車に乗せた。
運転中に、その序章はスタートを切りました。
珍しく隣にいた弟に噛みついたっぽい。
弟の奇声。弟が姉を叩いてやり返す。
「やめなさーい!」と、口をはさみたいけど、この程度の喧嘩。
姉弟の関りとしては、いいチャンスなので運転に集中してみて見ぬふりをする。

弟に叩かれたことがショックだったのか
喧嘩がいい方向に向かい(?)娘のパニックが沈下方向へ。
全身全霊の大声から、女の子っぽい泣き方へ変化。
「痛い」と可愛い言い方で聞こえてくる。
弟はと言うと手を出すのは辞めたけれど、暴言が続く。
「今日は晩御飯抜きだぞ!」
「もう絶対ゆるさない!」
「今日から、姉ちゃん嫌いになる事にする!」
喋り方が可愛いので微笑ましいなと思って聞いていると…
「今の家が小さいのはお前ののせいだぞ!」

ガーン・・・。
間接的に、心を傷つけられらた母でした。

確かに、某大手メーカーの大きな家から今の古いアパート暮らし。
子供には狭いでしょう。大人の私でも狭い。
もう一部屋欲しいなと常々思っています。

でも、時々愛おしい。
こうやってパソコンを打ちながら隣の部屋から聞こえてくる子供たちの寝息。
違う部屋にいても、誰が何をしているかわかるような狭い家。

だから、彼らはどうやったら仲直りできるか知っている。
キッチンのお菓子入れからこっそりチョコを泥棒して姉にあげる事。
個室を優先的に使わせてあげる事がパニック沈下の最善策。
寝る時は、トリオでぎゅっと引っ付きあうと嬉しい事。
接近的な感情で一日を終えれる事。
本当の意味はわかってないかもしれないけれど「愛してるよ」と言い合って手を繋いで眠る。

社会性の少ない自閉症コンビと、社会性は割とある母。
そんな二人と暮らしていると、徐々に閉鎖的な場所に居る事が多くなった母親の私。

足りない所だらけの我々ですが
トリオは人間力がとてもあると感じています。

現代人はいつも疲れていて、人間力をどんどん失っている。
寿命はどんどん延びてる日本人。それなの太くて強い人生と言うよりは、なんだかか細くほそーい。
家が、帰って寝るだけの箱になってる家族だっていると思う。

私は幾つになっても自分らしく生きたい思いが強く、最後までそれを諦めたくないと思っています。子供にも、その気持ちで人生を挑んでほしいと思っています。

だから、いつも優しくはいられない。
いつも、思いやり多くはいられない。
でも、困った時は最大限にあなた達に尽くすよ。絶対逃げないよ。
そんな想いで「家族」やってます。

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