【自閉症の偏食】わがままじゃない|食べることが出来ない理由とは?

こんにちは、さおりと申します。

私は、自閉症児2人のひとり親をしています。

👧2009年生まれの特別支援学校に通う、自閉症の女の子
👦2011年生まれの特別支援学級に通う、自閉症の男の子
・自閉症の息子の偏食が酷い
・発達障害の娘が、同じものばかりを食べる
・どんなにアレンジしても、子どもが食べてくれない

そんな人に向けて、書いています。

 

というのも、私の娘も離乳食は皆無、11歳になった今でも偏食は続いています。食の幅は広がっては来たので楽にはなってまいりましたが…まあ苦労はしていますよ( ;∀;)

 

実際に発達障害や、自閉症を抱えた子の約半数が偏食だとの集計結果もでているようですが、偏食っ子の親を11年してきて思うのは「大人側からの理解も必要だなあ」と、思っています。

 

この記事では、自閉症児や発達障害児の偏食について、我が家の偏食傾向が強い娘の話を交えながら「偏食」がわがままではなく体質である事を説明した上でで、対応方法も解説していきたいと思います。

【自閉症の偏食】食べることが出来ない理由って?

 

自閉症児や発達障害児の「食べれない」は我儘ではなく体質です。理由は一つではありませんが、我が子の場合や周りの子を見ていても、以下の2つが食事を口まで運ぶことができない妨げになっている場合が多いです。

①感覚の過敏
②想像の特異性

 

とはいえ、食事は身体を作るものなので親としては心配ですよね。そのためには、まず「食事を口まで運ぶことが出来ない理由」を理解していきましょう。

 

解説していきますね。

①感覚の過敏とは?

感覚の過敏とは、その名のごとく人間のもつ「五感(視・聴・嗅・味・触の5つの感覚)」が非常に敏感であることです。

 

「五感が偏食と関係あるの?!」と思ってしまうかたもいらっしゃると思うので、具体的に3つほど例をあげてみます。

 

  • 聴覚過敏…食材を歯で噛み潰す音が不快。気持ち悪い
  • 嗅覚過敏…妊娠中のツワリと似たような感じでしょう。特定の臭いが気持ちわるい。
  • 感覚過敏…みじん切りにしてある野菜の口触りが気持ち悪い。異物に感じる。

 

実際に私の娘は「うどんやラーメン」と言った、麺類の上にある具も食べられません。それに、多くの人が喜ぶような、ケーキの上のフルーツやヨーグルトのなかのフルーツなども嫌がります。

 

今は、よけて食べることが出来きるんですが、小さい頃は見た目だけで食べること拒絶。拒絶でおわってくれるなおならそれでいいのですが、食べることができない食事を提供しただけでパニック発展することも多かったです。

 

私が、想像していた「子ども達だったら喜ぶはず」といった、美味しそうなものを拒絶される毎日に愕然…の日々でした。

②想像の特異性

次に想像の特異性があります。こちらは「え?」っていう人の方が多いと思うので、例をあげてお伝えしていきますね。

  • 視覚…丸いリンゴはいいが、スライスすると食べられなくなる。
  • 食感…冷めてしまうと食べられない、出来立てだと食べられる。冷たいジュースは飲めるが、ぬるくなると飲めない。
  • 環境…自宅だと食べれるものでも、違う場所で提供されると食べられない。

実際に喋ってくれないので本心はわかりませんが、成長してきて感じるのは私の娘の偏食の多くはこれが原因っぽい。要は、その食材が好きか嫌いかではなく、見た目や環境の違いで口まで運ぶことが出来ないものが沢山あります。

 

娘自身は経験や成長に伴い、偏食は軽減してきてはいるんですよ。それは、リンゴを剥くのをみたりして中身は白いことを知ったり、冷めたものはレンジで温めれば再び温かくなることを知ったりといった「理解」が出来るようになったことが大きな起点となりました。

 


未だに「見た目でアウト」となり、食べることが出来ないものは多々ありますが「食べてみようかな」と思えるところまで大人が支援してあげるというのが何より大切なんじゃないかなとおもいます。まあ、そこにたどり着くまでは親だけの努力では辛すぎるものがありますし…支援者の協力が必須になってきますね。

「偏食は良くない」という固定概念を見直そう。

偏食の子を支える方法を、親として考えてみました。

 

それにはまず、大人である私たちが偏食は「わがまま」「よくない」という固定概念を見直す必要があるんじゃないかって思っています。

 

昭和生まれの私は「好き嫌いは良くない」と言われながら育ったために、そうした固定概念を打ち破るのは難しかったです。でも、自閉っ子と共存していくために、この子達を理解していくためには一度自分の持っている固定概念をゼロクリアする必要もあります。

 

発達障害や自閉症の子の偏食は「わがまま」ではなくて体質なのだから理解が必要ですし、本人の偏食を改善していくためにはまず初めに、周囲の大人たちが理解を深めることが何より重要。理解した上で「じゃあ、どうやって関わっていけばいいの」と考えることが大切なんじゃないかな。

 

とはいえ、ずっと同じものばっかり食べられちゃったら、子供の栄養面が不安になりますよね。それに、私は「食べ物を粗末にしてほしくない」という、我が子を育てていく上での道徳心を大切にしたい派なんです。

 

次はその辺りの栄養のことやメンタル面のことを考えて行きたいと思います。

栄養面の不安

あまりにも食が偏ってしまうと栄養面が心配ですよね。

 

でも、食事を口に運ぶことが難しい子にとっては「食事が不安」なんです。私にはよく分からない感覚だけど「食事が不安」なんですよ。

 

さおり
外国のスラム街で「このジュース飲んでみなよ」と言われ

飲むのが怖い感覚なんじゃないかな…と、勝手に私は想像しています

 

 

大人の方が過度に心配した表情で食べるように促していれば、子供もその空気を受け取ります。大人の心配の気持ちが子供に伝われば食事そのものが楽しいものではなくなってしまいます。

 

食育の重要性が色んなところで議論される現代ですが、偏食の子に対して食育のパーフェクトを目指す必要はないんじゃないかな~って思ってまして。栄養バランスが取れない事よりも、食事が楽しくない事や食事が全く取れないことの方が何倍もかわいそうです。

 

親として食べれるものを通して、食の喜びを教えてあげる。まず、ここを目指してます。

教育上の不安

「食べ物を粗末にしてほしくない」という、育てていく上での思いが私にはあります。

 

でも、偏食の強い子達は食べ物を粗末にしているわけではないんですよね。食べる事が出来ないので、粗末にしようという気持ちは存在しないわけだし、上述したように「理解」が何より大切。

 

「いづれ、粗末にしない日が来るように」「いずれ、食事が楽しくなる日が来るように」と願いながらです。道徳はあとで伝えることだって可能なはず。まず人間のエネルギーとなる、「食べる」という事を堪能させてあげることにフォーカスしています。

 

実際に我が子の偏食はどのように軽減しているのか

 

実際に娘は、離乳食もバナナくらいしか食べてくれませんでしたし、5歳くらいまでも、白いもの(※1)しか食べてくれませんでした。それと、フライドポテトと唐揚げ。

 

(※1:具のないペペロンチーノ、豆乳、白ご飯(ふりかけ一切なし)、食パン、そうめん、うどん、バナナ等)

 

そして現在、10歳では食べれるものもかなり増えました。まだまだ食べれない物の方が多いですが、歳月を重ねながら食への興味が広がっています。感覚の過敏さやこだわりはが、自らの成長経験を経て少しずつですが和らいできています。

 

でもよく考えれば、凄いことですよ!食べられない理由がある幼い子供が、大人の都合に食事を合わせてくれているって…。

 

大人の方が偏食への理解を示し、恐怖心を減らしてあげたり、食感の問題であれば料理方法を変えてみたりすることで、本人がトライしてみようかな~と思う気持ちが増えるといいな~と思っています。

連携を図る

娘は幼稚園時代、ほとんど給食に手を付けた事がありませんでした。小学校低学年でも同じ。

 

娘の担当医師が「カロリーはしっかりとったほうがいいから」と発言してくれ、特別支援学校の方で娘の給食をレンジで温めてくれるという計らいをして下さいました。温める事で娘も、少しでも食べる事が出来るようになったのはかなりの進歩だと思います。

 

周りの協力や理解を得るって大事ですね。そのためには、まず親が発言や行動をしていかなければ。

まとめ

 

食べる事が出来ない事にフォーカスすると、親も気が滅入ります。離乳力や食事を摂ってくれない不安感は経験した私はものすごく分かります。

 

きっと成長と共に、徐々に食べることができるようになります。我が子もカメのようなスピードで成長中です。そして、少しでも食べれたことに喜びを感じていきましょう。娘は、離乳食はほぼ全滅でバナナだけで成長しました。

 

周囲に協力を得ながら、一緒に成長していきましょう。超偏食の娘のママがいうのだから、きっと大丈夫。

 

今日はここまで~

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