私は、自閉症児2人のひとり親をしています。
👧2009年生まれの特別支援学校に通う、自閉症の女の子
👦2011年生まれの特別支援学級に通う、自閉症の男の子
娘は、小さなころからずっと睡眠障害を抱えています。
そのことで、母も結構切実な悩みを抱えています。
- 入眠に入るまでに時間がかかり過ぎるからストレス
- 娘が夜中に起きるために、疲れが蓄積していく
- 娘が夜中に起きてうるさいことが非常にストレスである
- 娘の睡眠障害によって寝不足すぎる
今回は、こうした悩みにフォーカスしていきたいと思います。
娘の睡眠障害にはかなり悩まされて、物凄いストレスと疲労を感じる毎日。眠りにつくのが怖くなる日もいっぱいありますが、医師に相談したり、娘の寝れない日の特徴を探ったりしながら11年やってきました。
その結果、これは効果あったなということをお伝えしていきたいと思います。
※あくまで、私の娘に効果があった事を前提にお伝えしていくのでご了承ください。
自閉症の睡眠障害の子を、安定して寝かせる対策/方法

- 肉体的に疲れさせる
- 環境を整える
- ヘッドホン、イヤホンを親が利用する
- 薬
上記4点を中心に、説明していきます。
肉体的に疲れさせる
ありきたりですが、子供は外で遊ばせて疲れさせようって大切です。日中に体を使って遊ばせたり、屋外の太陽の下で遊ばせたりと…肉体的な疲労をかんじることで眠りは深くなります。それに身体を動かすと本人のストレス軽減にも繋がります。
そんなの母も疲れちゃうよって思いますが、夜に起きられて寝不足が続くことの方がもっと疲れちゃいますよ。それに併せて、親だけが外で遊ばせるには子供の体力にはかなわないので、周囲の協力も要請しました。
- 幼稚園では昼寝を辞めてもらう→加配の職員と別室で絵をかいたり遊んだりしてもらう
- 小児デイサービスでも同様
- 小学校にあがっても症状をきちんと把握してもらう
- 放課後デイサービスにも理由を伝え、小学校からの移動の際にも車内で寝ない事などを注意してもらう
親が我が子の昼寝を禁止するなんて厳しすぎるように聞こえますが、幼い子供が昼寝をすることで夜中に眠れなくなってしまうことの方がよほど可哀想です。
夜中に起床が続けば本人だって本当は辛いはずですし、そして、それに付き合う家族だって辛い…辛すぎる。保護者が倒れしてまったら、どうするの!?責任とれるの?!ってことで強くお願いしていました。
環境を整える
これは私の育児方針なのですが、例え夜中に起きても「遊ばせない!」「本人の好きにさせない!」ことを心がけています。
…と、諦めて遊ばせた事は私は一度もありません。部屋の電気はつけさせないし、DVDを見せる事もしない、遊ばせることもしません。
パニックになった時に、別室や外で落ち着かせることはありました(警察に職質された事も…)。夜は寝る時間だと分からせることは、これからの本人の人生にもとても大切な習慣だと思っています。一緒に暮らす家族の生活サイクルのためにもとても大切なことだと判断していたので、夜中に遊ばせてそれに付き合う親にはなりたくなかったんですよ。
たとえ起きていたとしても、寝室の布団ので寝るように促していました。喋ったり歌ったりが始まったときは「寝る時間」「おやすみ」と、落ち着いた声でなるべくわかりやすく短く伝えています。6年続けた甲斐があり、効果は出ているように思います。
ヘッドフォン・イヤホンを親が利用する
とはいえ…夜中はねむい!とにかく眠い!私は睡眠を邪魔されることが大の苦手です。
「喋ったり歌ったりしたときは”寝る時間”と落ち着いた声で短く伝えています」と、上述したばかりでおはずかしいのですが、その対応をすることさえしんどいときには、怒り狂いそうになります。
普通に考えて夜中に、横でぶつくさ言われたらストレスですよ。こっちだって「寝る時間だよ~」って、数時間に渡って言い続けるのストレスなんです。
そんなときはヘッドフォンやイヤホンを利用しています。音楽でも、YouTubeでも何でもいいです…そして、喋り続ける子の声をけしさります。ときに叩かれたりもしますが…娘の、大きな独り言が聞こえ無くなることでかなりストレスは減ります。
本当にイヤホンは私からの一番のおすすめ!もうとにかく、音楽等を聴きながら、お母さんが寝ましょう。 親が倒れてしまっては、育児の本末転倒。イヤホンで何かを聞いているうちに私は寝ています。そして、気が付くと娘も寝ています。
上手くいかない日もありますが、上手くいく日があるというのがポイントです!
薬
あとは、やっぱり薬に頼りましょう。薬はなるべく飲ませたくないと思う人も多いです。
でもやっぱり睡眠は大切。人間を支える大きな欲望のひとつです。
薬については、以下で触れていますので興味のある方は読んでみて下さい。
「自閉症の子は寝なくても大丈夫」は大間違いだし、なぜ寝ないんだ?!

寝ない日々が続くことで「自閉症の子は寝なくても全然大丈夫そう」と思われがちです。
自閉症の子達も人間ですよ、体は疲れていますし、本当は寝たいんです。体が疲れていると、免疫力も落ちるし、成長ホルモンにも影響を与える、なにより精神的に辛いはず。
寝れなくなる時期は季節の変わり目や、運動会や発表会の練習が続きいつもと違う時期、長期休暇に入ったときなどといった生活に変化が訪れたときです。
変化が苦手な自閉症児たちだからこそ、毎日辛いことが多いんです。幼いながらに辛いことが多すぎて、寝れない日もいっぱいあります。
娘の担当医師も言っていましたが、睡眠障害を抱えた子だって眠たいし、睡眠は必要。ないがしろにされがちですが、生き方や感覚の違いを汲み取れ、正しく周囲に伝えていき、娘にとっての助けをを求めれる親でありたいな~と思っています。
まとめ

自閉症児の睡眠障害は親にとってメチャクチャ辛いものですよね。その気持ちが痛いほどわかる睡眠不足の母からのおすすめ対策を少しだけどお伝えさせていただきました。
- 肉体的に疲れさせる
- 環境を整える
- ヘッドホン、イヤホンを親が利用する
- 薬
「自閉症の親は大変だね…」と同情されがちですが、同情されてる場合じゃないですよね。
こうして自閉症児を育てる親の身として、声を上げていくことが、あとに続く自閉っ子や自閉っ子のママさん達がへの生きやに繋がるわけですし、我が子の未来にも繋がる。だから困っていることを声にするって大切だなとおもっています。
綺麗ごとに思われるかもしれないけれど、困ってるよって声が集まって社会がいい方に変わっていったら最高じゃないですか。
今日は、ここまで~♪
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