自閉症児の洋服のこだわり|冬に半袖・夏に長袖の衣替えバトル

 

「自閉症児の衣替えの時期が憂鬱…」
「自閉っ子がへの、洋服のこだわりにてんてこ舞い…」

 

洋服にこだわりをもつ自閉っ子と親との「衣替えバトル」に困ってはいませんか。

 

自閉っ子の娘は、もうすぐ小学校6年生になります。

 

自閉っ子といえば「こだわり」を持つ子が多いと言われますが、娘も多くのものに「こだわり」を持ちながら成長してきました。

 

今回は、娘の育児を通して知った自閉症児の洋服への過敏性やこだわりや「決めておきたいルール」を紹介します。さらに、「娘のファッション」も大公開したいと思います。

 

食事について「こだわり」、偏食についてはこちらの記事も読んでみて下さいね。

娘を育児して知った|自閉症児の洋服へのこだわり

自閉っ子の、洋服へのこだわりは以外に多いと耳にします。

 

洋服へのこだわりに関して、実際に体験した話や周囲に聞いた話。さらには過敏になっている部分を、私の知っている限り紹介したいと思います。

洋服のタグ

洋服のタグに、こだわりを持つ子がいます。

  • タグが好き
  • タグの位置が気になる
  • タグが皮膚にあたると痛すぎる  など

 

本人とってはとても重要な、気になるポイントがあります。

洋服の素材

洋服の素材・肌触りが気になる子がいます。(息子も若干その傾向あり…)

 

息子が幼いころは、購入しても着用出来ないものが多いため、とにかく数が必要でした。知人に、おふるを大量に貰い対応していましたよ。

 

反対に、とある服の肌触りが好きすぎて、その服しか着れなくなる子もいます。

洋服の匂い

これは、療育施設に通うなかで耳にしたことがあることなのですが、洋服についた洗剤の香りなどが好き…

 

逆に、 洋服の洗剤の香りなどが嫌いなどによって、こだわりを持つ子もいるようです。

洋服の柄・色・キャラクター

洋服の柄・色・キャラクターが好きで、その服ばかりにこだわってしまうこともあります。

 

自閉症ではなくても、幼い子なら大好きなキャラクターがついたお洋服が手放せない子は多いもの。とはいえ、自閉っ子は、代替がきかない場合が多いもの。それが無ければパニックになり手に負えなくなることもありますよね。

 

我が家が取り組んでいた解決策は、後述したいと思います。

年中、真冬でも半袖

真冬でも半袖、真夏でもコートを着たがる、衣替えバトル。

 

これが本当に憂鬱…。

 

自閉っ子のこだわりに配慮が必要なのは、理解しているものの…真夏にコートはあせもの原因になったりするし、真冬の半袖は冷えが心配。それに、自閉っ子は汗をかくことが難しく、熱が体にこもる子も多いもの。娘もその一人です。

 

そのため、適切な服装を周囲が気にかけてあげる必要があります。…しかし、ここで衣替えバトルですよ…。

自閉症の洋服へのこだわり解消法|お互いを知るためのルール

自閉症の洋服のこだわりについては、以下がポイントになってくると思います。

・自閉症児のこだわりが、何なのかを知ること
・本人が理解できる方法で、ルールを提示すること

 

こだわりの理由を知ること

「本人のこだわり」を、大人が見つけるようにしましょう。

 

そもそも、お母さんというのは自分の子どもの変化に敏感なので「これが好きなのね」「これがないと不安なのね」と自然と理解している場合も多いですよね。

 

キャラなのか、色なのか、素材なのか…服そのものへの執着があることだってあるはずです。

 

しかし、こだわっている裏には必ず理由があります。

 

幼い子というのは、障がいを抱えていなくても「大好きだから」という理由で、お気に入りのパジャマを一日中着続けたいと主張する子もいます。

 

この場合、パジャマの他にも「大好きなもの」を増やしてあげることで簡単に解決したりしますよね。

 

自閉症のこだわりは、代替案などですり替わったりはしませんが「そうか、そうか」と、こだわりの理由を知ることが出来れば、解決の糸口が見つけやすくなります。

 

自閉症の子ども達を育てながら、この子たちのこだわりには「不安が伴い過ぎている」と感じています。

 

「これがなくなったら、大変なことになってしまうかもしれない」
「これを、着なかったら怖いことが起こるかもしれない、だから絶対に毎日着よう」

 

定型発達の人と比べて、見えている世界が違いすぎるために毎日が不安すぎて、そんな風に感じているのかもしれないな…と思いながら暮らしています。

 

一般的な育児とは違うし、時間と手間のかかる作業だなと思う親御さんもいるとは思います。

 

ですが、自閉症のこだわりを理解しようとするその親の姿は、自閉っ子たちにとって何より嬉しいのではないかなと思います。

 

こだわりは放置すれば「やっかいなもの」で終わってしまいますが、「生かせば資源」となることだってあると思っています。

 

ルールを提示すること

季節に見合っていない服を着ることに対しては、図を見せたりしルールも提示してあげます。

 

たとえば、次のような図を壁に貼っておきます。

 

自閉症の子達は、言葉では理解できなくても、目で見たものはインパクトが強く理解しやすいと言われています。

 

これを「視覚優位」といいますが、実際に症状や特性が全く違う娘と息子も「視覚的に理解できるもの」や「スケジュールで見通しをつけてあげること」はとても有効です。

 

提示してあげることで、育児をする側もとても楽になります。もちろん、ルールがなかなか理解できない子もいますし、こだわりを捨てるのに時間も要する子もいます。

 

服だけでなく、全てのこだわりにおいて「それではなく、こっちを選んで欲しいのには理由があるんだよ」ということを、理解出来れば解決することばかりの我が子たちです。

 

だから、私は「理解出来れば、受け入れれる自閉っ子」と常に思っています。

 

理解者が増え、安心できることの幅が広がれば「少しずつ、こだわりを捨てはじめ緩和していくもの」と、子ども達を育てながら感じています。

 

繰返し続けるのには根気も時間も要しますし、失敗もあります。それを繰り返すうちに「この人の言っていることは、間違っていないことが多い」と信頼感が生まれているのも事実です。

 

「そんなに、こだわらなくても大丈夫だよ」と、安心を伝えることも定型発達でいることの…そして親でいることの愛情の示し方のひとつではないかなと思っています。

 

上記の図は、以下のダウンロードボタンからダウンロードしていただけます。

 

 

コピーして、壁などに貼ってご使用くださいね。

娘の洋服へのこだわりは|毎日がファッションショー!

余談ではありますが、あまりにも可愛いコダワリなので、娘のお洋服のこだわりも紹介しておきます。

 

来月から新6年生になる娘の洋服へのこだわりは、とにかくミニスカートかワンピース!ということ。可愛いじゃないですか!

 

辛口娘っ子の「ファッションチェック」!!

もう大人服サイズのため、入り辛い店へ2人で入る親子

もう、子ども服ではない娘…

 

若いショップスタッフの華やかな店に入るのが、なんとなくこっぱずかしい母なのでした…。

 

アウトドア|芋ほりもミニスカート

 

芋ほりもミニスカートで頑張ります!

 

ときおり「ドレススタイル」、ときおり「装苑」のように

ときおりドレススタイルで通学し、ときおり人気雑誌「装苑」の表紙のような格好で通学します。受け入れてくれる、特別支援学校の先生方の寛容さに感謝感謝。

 

それに、若くて何でも着こなせる娘のことを「いいなあ」「可愛いなあ」と思いながら見ています。

 

居住している自治体の小学生高学年の女の子たちを見ていると、もうすこし保守的な格好やボーイッシュな格好をしている子が多いように感じますし、娘のように「毎日が安室ちゃん」みたいなミニスカートの子は見かけません。

 

ですが、好きな服があり、洋服でテンションが上がるって素敵なことだなと思います。新しい靴下やハンカチすら嬉しいようで、そういう部分も大切にして欲しいです。

 

母はお洋服を選ぶのも苦痛なほど、ファッションに興味がなく「親子コーデ」とか出来ずごめんと思っています💦

まとめ:自閉症児の洋服のこだわり|冬に半袖・夏に長袖の衣替えバトル

我が子達の話を中心に「自閉症児の洋服のこだわり」についてお伝えしてまいりました。

 

我が子を通して知った、自閉症児の洋服へのこだわりは

  • 洋服のタグ
  • 洋服の素材
  • 洋服の匂い
  • 洋服の柄・色・キャラクター
  • 真冬でも半袖

と、お伝えしました。そして、こだわりへの解消法は…

  • こだわりの理由を知ること
  • ルールを提示すること

 

娘は「このスカートには、このトップスしか着ない!」と決めているようで、私は毎日全力で洗濯して乾かしています。コーディネートに変更が効かないことが、少しだけネックではありますが…お洋服によって、嬉しそうな顔をする娘を見ると幸せな気持ちになります。

 

自閉症児のこだわりとは言うなれば「本人が特別に大切に思っていること」でもありますよね。周りからどんな目で見られようとも、周りと違っていても「別にそれくらい、OK」と思えれば、そのこだわりを認めてあげるべきだなと私は考えています。

 

お互いが譲れる範囲で譲り合えれば、素敵な親子関係になれると信じて今日も育児を頑張っています!

 

今日は、ここまで~

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