【自閉症児育児】気持ちが落ちたときに、大切なこと

「もう何もしたくない」
「眠れない」
「無気力で、食欲もない」

 

生きていれば誰しも気持ちが落ちることってあるし、子育てをしていれば尚更。自閉症育児をしていれば、更にその加減は増します。

 

私は、自閉症の子ども達2人を12年育てる中で、気持ちが沈んだときは「焦らないことだ」が大切だと感じています。

 

今回は、自閉症児育児をする中で気持ちが落ちたときに「焦らないことが、何より大切」という話題を提供します。※現在は、現代(2021年)、数年後には全ての方の自閉症児育児が楽になっているといいなと思います。

 

まずは、自閉症育児の大変さから考えてみましょう。

自閉症育児の大変さとは

自閉症を抱える子との暮らしは寝ているときも含め、一緒にいる限りずっと気が張っている。自閉傾向の強い子ほど日々の緊張感が高まるために、体的にも心的にも大人一人で抱えきれるようなものではありません。

 

子どもは心身ともに成長し親は経年変化を迎える、これが育児の常。我が家でも身体能力の下剋上が起こっています。そのような暮らしの中でも「絶対に潰れるわけにはいかない」と、歯を食いしばる日々が続きます。

 

「本当は、少し休みたい」
「本当は、子どもと少し距離を置きたい」

 

こうした気持ちに蓋をして「私が、頑張らないと」と、過剰な責任を負い続けるためには自分の心身をごまかす必要があります。1年程度なら、なんとかごまかしも聞きます。

 

何年もごまかし続けていると、逆に落ち込むことが増えたり自分に自信が持てなくなったりします。

【自閉症児育児】気持ちが落ちたときに、大切なこと

自閉症児育児をする中で、気持ちが落ちたときに大切なことは焦らないこと。

 

「早く元気にならないと」
「早くポジティブに切り替えないと」

 

このように、焦れば焦るほど不安が強まります。

 

多くの場合、その不安の強まりを怖く感じ感情に気付かないフリをするようになります。感情に気付かないフリをすると一時は気が楽ですが、この気付かないフリがとても厄介。

 

一時凌ぎにはなりますが、けしてその感情は消え去ったワケではありません。無視された感情はふとしたことで頻繁に呼び起こされ、些細なことで何度も心を不安定にします。

 

その結果、気持ちがモヤモヤしたまま育児を続けることになる。私は、そんな自分が嫌いになりそうで、焦って元気になろうとすることを辞めました。

 

焦らず、自分がとても悲しんでいることやツラくて過酷であることを認める。ネガティブな自分を受け止めることで心の傷がより良い状態で回復を遂げると感じています。

 

無理に変わろうとすることを辞め、自分のネガティブな感情も自分自身の一部として受け入れることで、新たな暮らしの気づきを得ることもあります。

対処方法として「限界」を設定してみる

育児で落ち込む自分を受け入れることは、人によっては容易ではありません。自分が育児が上手くできていないと感じ、我が子への申し訳なさが募ってさらに落ち込むこともあるかもしれません。

 

私はそんなとき自分の限界点を探し、限界を超えないように努めています。

 

ひと昔前は「限界はない」「限界を超えろ」といった風潮がありました。もしかすると、場所によっては今でも残っている風潮かもしれませんが育児をする上では、自分の限界」を知った方がいいと考えます。

 

子どもは笑っている親や元気な親が好きなはずです。いつでも、自分に愛情を注いでくれそうな状態の親に安心を覚えるはずで、悩んだ顔や泣いた顔など見たくないはず。

 

そのためには、育児で悩まなければならない状況にまで追いつめられる前に「自分の限界」について考え事前対策をとることが大切。

 

何ごとも悩むだけでは問題解決はできませんが、考えておくことで大きな問題に至らずに済んだり最良の答えにたどり着いたりが可能となります。

 

自分の限界点の設定方法としては、これ以上の苦労を抱えて自分に喜びがあるかどうかが分かれ道。この努力の先に喜びを感じることができないのなら「無理」「助けて」と、声をあげることは罪深いことではありません。

 

障害児育児に限りませんが、福祉制度を利用することで国の税金によって助けられるために「世間に申し訳ない」と感じ、また新たな後悔が生じることがあります。

 

ただ、本来はこうした自分の力ではどうにもならない人にこそ「一般的」と呼ばれるスタートラインに立つための、より多くの支援が必要だと私は感じています。

まとめ:【自閉症児育児】気持ちが落ちたときに、大切なこと

今回は、自閉症児育児をする中で気持ちが落ちたときに大切なこととして「焦らないこと」が大切であるとお伝えしました。

 

誰しもいつかは、自分が支援される側の立場になります。それを理解していれば助け合いが当然の社会になった方が、いずれ自分にもメリットがもたらされるはずです。今を生きる子ども達に、どのような社会で大人になって欲しいのか。また、どのような社会で生きれば老いゆく自分達を支援して貰えるのかも同時に考えていきたいところです。

 

今日は、ここまで!

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