こんにちは、さおりと申します。
私は、この子たちのひとり親をしています。
👧2009年生まれの特別支援学校に通う、自閉症の女の子
👦2011年生まれの特別支援学級に通う、自閉症の男の子
- 我が子に障がいがあって、学資保険に入れない
- ジュニアNISAが気になっている
- ジュニアNISAの事がよくわからない
- 投資はリスクが怖い
こんな思いのある方は集まって下さい!私は離婚を境に、自閉症児の子供たちは学資保険を解約しました。自閉症を含め子どもに障がいが発覚している場合は、学資保険への再加入が出来ないそうですね。
そこで、私はジュニアNISAについて調べ、私も子ども達もNISAに加入しました。
お子さんに障がいがあり学資保険に加入出来なかくてショックを受けているご両親の皆さん、全く問題ないですよ。
投資はリスクがあって怖いという人は、この記事を読んで預貯金だってリスクがあって怖いんだよという事を知って貰いたい。
今回はジュニアNISAについて、なるべくわかりやすく説明していきたいと思います。
※お金の仕組みのことも、解説していきたいと思います。
お金のリスクについて勉強してみましょう。
最近は加入率が増えているようですが「積み立てNISAは投資だから…」と思いリスクがあって怖いという声はまだまだあるようですね。
それはきっと、お金の動きを知らないから「知らない領域に足を踏み入れること」が怖いのだと思います。そうした方に向けて、まず最初に「お金のリスク」のお話をしていきたいと思います。
預貯金のリスク
投資について多くの人が感じているように、NISAは投資なのでリスクがあります。大正解!
しかし、預貯金も学資保険も同じだけリスクを抱えているんですよ。
というのも「日本円」にて自分のお金を貯めているということは、自分の持ち金を100%「円に投資」しているということになります。
「日本円」の信用度が高く、高い価値が維持できている今はいいですが、もしこれから「日本円」の価値が急激に下がってしまえば「日本円だけでのお金の所有」というのはとてもリスクがあると言えます。
例えば「日本円の価値が下がってしまったらどうなるのか?」
それは、私が使っているiPhoneはがメチャクチャ高く跳ね上がってしまう可能性を秘めているということです。
iPhoneはアメリカのapple社が本拠地なので、円の価値が今の半分になってしまえばiPhoneが今の2倍の値段の20万~30万円になってしまうことだってありえます。
実際に円の価値は下がり続けていて、日本銀行の金利は0.01%をずっと維持していましたが、とうとう0.0%になったところもあります。0.0%とはつまり「金利無し」と言うことで、金利を付けれない状況ということです。
学資保険のリスク
学資保険は、その名の通りで学費をコツコツと貯めながら準備する貯金です。一般的な預貯金に比べ金利が高く返戻率が高いのが特徴ですとても人気の保険サービスです。最近は医療保険も付帯している場合が多いですし、お得感満載ですよね。
しかし最近ではマイナス金利の影響で、その魅力的だった学資保険の返戻率も以前に比べてかなり少なくなってきています。
途中解約した場合には、契約によって違いますが支払った保険料より低い金額しか戻ってこないことが多いです。
実際に私は離婚による途中解約により子どもたち2人とも、支払った元本よりマイナス8万円でした…悲しい!
学資保険は、ほとんどの場合が途中解約すると元本割れします。コロナ禍で気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、0歳の時に貯金して18歳の時まで一切降ろさなくて済む時代は終わったのかもしれませんね。先が時代のことが読めなくなってきました。
そして、当たり前ですが保険会社が波状したら、支払われる保険金は減額される可能性だってあります。
ここまでで、今まで安心だと思っていた「日本の円」にもリスクがあるということが分かってもらましたでしょうか。次からは、ジュニアNISAについて事細かに解説していきたいと思います。
ジュニアNISAとは?
一言で言えば、ジュニアNISAを含め「NISA」とは、各国のお金のレートや企業や不動産に分散させておくお金の保存方法です。
もう、少しジュニアNISAを詳しく説明しますね。
NISAはお金の運用
ジュニアNISAは2016年から始まった、子ども向けの投資です。資金を増やしながら確保するものです。
「貯金」とは貯めたお金に金利が上乗せされますが、NISAは、お金をお金で増やす「運用」になります。お金に働いてもらう訳ですよ。
NISAは障害があっても入れる
上述しましたが、一般的に学資保険は障がいを抱えたお子さんは入ることができません。
ジュニアNISAにはそういった制限がありません。
NISAに加入できる時期
ジュニアNISAはいつでも加入できるものではありません。加入する気になってきた方は、急ぎましょう!
ジュニアNISAは、いつかやる気になったら加入できるものではありません。
口座の開設期間に定めがあり、現在の所、2023年まで(令和5年)までとなっています。
(あと3年!!)
ジュニアNISAを表で見ていきましょう
ジュニアNISAについて最初に表にまとめ、説明していこうと思います。
項目 | 制度 |
対象者 | 日本在住の0歳~19歳までの未成年者 |
非課税期間 | 最長5年 |
非課税枠 | 年間80万円(80万円×5年=歳代400万円まで) |
口座開設が可能な期間 | 2016年から2023年まで |
口座開設数 | 1金融機関で一人1口座のみ |
運用者 | 両親や、祖父母が投資を代行 |
投資株式 | 投資信託、上場株式、ETF、REIT |
表にしたら少し理解が深まりましたか?
まだまだ不安はありますよね。次にメリットとデメリットを説明していきます!
ジュニアNISAのメリット
ジュニアNISAのメリットは「利益」「非課税」「贈与」となります。
解説します。
利益
親が子どものために、投資をすることで「利益が出る」ことが何よりのメリット。
ちなみに、コロナ禍の時一時マイナス6万円まで下がった我が子のジュニアNISAですが、今はまた+10万円まで持ち上がっています。
凄い変動ですよね。経済でかなり左右されるのがジュニアNISAです。
日本の人口は減り続けていますが、世界人口は増え続けています。それと連動して世界経済は上昇すると言われています。その世界の経済に分散させてお金を置いておくことでかけ方によっては「増えることが前提」とされている投資となっています。
非課税
「非課税」なんです…利益がかなり出たとしても、その利益に対して課税されないお得な制度になります。
「課税されないってどういうこと?」という方のために説明しておきましょう。
通常、株やFXなどの投資で得た利益に対しては、20.315%の税金がかかります。
例えば、1000万の利益が出ると税金が200万ものお金がぜいきんとしてかかってきます。それがNISAだと「0円」です。
すごいですよね!
その非課税期間の延長もあります。ジュニアNISAの非課税で投資できる期間は5年間なのですが…子どもが20歳になるまで、ジュニアNISA口座内で購入した投資資産を、非課税のまま保有できます。この仕組みをロールオーバーと呼びますよ。
本来なら儲けた金額に対して20%の税金が取られるのですが、その税金が取られないのがNISAです。
その、子ども版がジュニアNISA。
日本では、そういった取り組みは初めてなのです。
贈与
贈与面でのメリットもあります。
日本の法律上、資産を譲渡したら「贈与税」が取られる仕組みとなっています。
親や身内が子どものために投資をしたとしても、贈与とみなされ利益に税金がかかってきますがNISAでは贈与税が0円になります。
積み立てNISAは親が支払っても、おじいちゃんやおばあちゃんが孫のために支払っても(例えば血のつながりがなくても)贈与税は必要なくなるということですね。
なんだか、難しく聞こえますがジュニアNISAのメリットは、20歳まではどんなに利益がでても税金0円という事です。
もちろん、18歳になったら払い出してもOK!
2015年に相続税が大幅に増税されたので、NISAを活用しない手はありません。
ジュニアNISAのデメリット
ジュニアNISAのデメリットは「リスク」です。
やはり「元本割れ」する可能性があることですね。大きなリターンもあるけれど、リスクもあるということです。しかし、冒頭でもお伝えしましたが、預貯金にリスクが全くないとは言えません。
それ以外のデメリットは、18歳までは、原則途中引き出しができません。(金融機関変更も不可)
どうしても、金融機関を変更したい場合は、ジュニアNISAを一度廃止させる必要があります。その時に、注意しなければならないのは、過去に非課税となっていた利益も含めて課税の対象となってしまいます。(※ただし、災害などの特例では非課税になります)
よほどのことがない限り、おろさない方がいいので最初の口座選びはしっかりしましょう。
ジュニアNISAについて「私なりの」まとめ
障がいがあって、学資保険に入れなくてもはいれちゃうジュニアNISAをお伝えしてまいりました。
時代によってお金の価値は変わってくるし、現代は預貯金の金利もあってないようなもの。個人的にな考えとしては、預貯金だったり、投資だったりと、資産を分散させて持っておくのが一番リスクが少ないかなと思います。
今日はここまで~♪