「2人の障害児育児」と「ひとり親」が枕詞だと
いかにも強い女性に思えますが
俗に言う「豆腐メンタル」といわれる
弱い心の持ち主の私
日々、心が折れてばかりです
日々、みなさんが驚くほどの
失敗と挫折の連続で
どれだけ多くの経験を熟しても
強くなるどころか
年々、弱くなる一方です
そんな私が
大黒柱としては
「けして潰れないために」
とても大切にしていることがあります
(だって、潰れる訳にはいかない…)
それは、「自分で決める」ということです
***
自宅ワークという仕事柄
1日のほとんどの時間を
インターネットの大海原で
オンラインの繋がりの中だけで
過ごしています
Twitterでは1年足らずで7000人近いフォロワーさんと繋がり
ブログも気が付けば月3万PVに育っています
個人事業・発信活動をする私にとっては
とても光栄なことで
多くの出会ったこともない方々から支えられることは
心からありがたく思っております
***
とはいえ、私の事業は
けして大きくはないですし
精神的にも体力的にも
日々いっぱいいっぱい
1馬力の大黒柱として3人で暮らしていくには
金銭的に火の車の月だってあります
トラブルもあるし
批判にもあう
想定外の問題に見舞われることもある
企業に守られていない
相談出来る仲間がいない
ひとつの失敗がこれからの事業運営に直結する
綱渡りのような暮らしは
「40代」「ひとり親」「障害児育児」の私を
不安で覆いつくします
そうしたときに
「立ち止まるわけにはいかない」
「前に進もう、立ち向かおう」
そのように、気持ちを前向かせてくれるのは
「愛する子ども達のため」
…ではありません
もちろん
子ども達がいるからこそ頑張れています
しかし
どん底から這い上がる力というのは
やはり「自分で決めた」という
「誰のせいにもしない」選択の結果なのです
***
人の意見に流されず
自分の意見を通すときには
多くの反論の中を進まねばならないときもあります
見通しが立たぬ中
真っ暗闇のような道を
進まねばならぬときもあります
どんなに努力しても
「結果に繋がらなかった」
「求める結果が手に入らなかった」
数々のそうした経験もしました
幸いにも
今のところはありませんが
アドバイスを聞かないことで
「ほーれ、みたことか」と
思われ、虚しく、申し訳なくなることも
今後あるかもしれません
ひとり親も
障害児育児も
個人事業も
相談できる人は少なく
潰れてしまいそうになるときもああります
不安で
怖くて
逃げ出したくて
心を痛める日もあります
そんなときに
「自分で考えて、自分で決めた」という行為が
情けない自分を救ってくれます
***
子どものため(誰かのため)に生きることも批判しません
それはそれで、ひとつの素晴らし生き方です
誰かのアドバイスに従いながら生きることも
自分を支える、ひとつの選択肢です
しかし私のような豆腐メンタルでは
「誰かのため」に生きてしまうと
上手く行かなかったときに
「あなたのために頑張ったのに」と…
依存的になる気がします
例えばですが
私が「我が子のため」に
自分を犠牲にしながら生きたのならば
いずれ、私から巣立とうとする子供たちに対し
「こんなにも、あなたのために尽くしたのに」
と、引き留めてしまうかもしれない
私にとっての
「自分で決める」
ということの重要性
それは
いつまでたっても
人としての弱さが多く残る私の
次の一歩を踏み出す糧となります
***
たとえ失敗したとしても
たとえ騙されたとしても
「それでもいい」と
後悔のない人生を送るためには
自分で考えて決めていく生き方を
私は生涯大切にしたいと思っています
他人の経験談やアドバイスは
ありがたく受け入れつつも
「流され過ぎず生きたい」
「大切なことは自分で決めたい」
という思いが
歳を重ねるごとに強くなります
「自分で決める」
これに、とても救われてきた人生だから
子どもにも常に問いかけます
「あなたはどうしたいの?」
今日は、ここまで。
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