日本には「有終の美」という言葉があります。
似たような類でいうと「立つ鳥跡を濁さず」とか「引き際の美学」もおなじ類。
これは「散り際は美しくあるべき」とか「継続することには、素晴らしい価値がある」といった道徳観が叩き込まれているからだと思う。
***
離婚経験者の私についてのことも含め、結婚生活について例えてみましょう。
「一生を添い遂げると決めた人と、一緒に暮らしてみたら相性が合わなかった」ということは誰にでもあります。
本人の頭の中では「もう一緒にいたくない」という葛藤が生まれているのにも関わらず、「もう少し頑張ってみては?」「修復のための時間をとってみては?」と、周囲も寄り添う風のアドバイスをプレッシャー的にかけてきます。
でもね、人生一度なんですよ。
辞めることを逃げと考えたり、意志が弱い認定されることを恐れ、数年…数十年と耐えていたら、その生活に慣れてしまって今よりもっと行動を起こせなくなる。
数十年後には、選択肢は今の数十倍狭くなっていると思う。
詳しくは、noteで解説しています