【読本コラム#15】私が私であり、あなたがあなたであるということ

お母さんだからとか
障害児のお母さんだからとか
みんなは文句も言わずに頑張ってるからとか
職場で責任のある立場だからとか
やっと手に入れてたものだからとか
みんなが羨ましがるものだからとか
頑張らないといけないからとか
取り組み始めたばかりだからとか
親のため、子どものため、配偶者のため、あの人のため…

 

全て、自己責任にしていませんか?
そうするのが当然で、そう生きるのが普通だと思い込んではいませんか?

 

本当にそうしなければ、生きていけないのでしょうか。

 

お母さんとしての立場の決まりがあるの?
障害児のお母さんは人一倍頑張る決まりがあるの?
みんなは文句も言わずにがんばっていたら、自分もあわせなきゃいけないの?
職場で責任のある立場の人は、人に頼っちゃダメなの?
やっと手に入れてたものより、もっといいものがあるのかも
みんなが羨ましがるものは、本当は自分には必要ないものなのかも
頑張らないといけないとは誰がきめたの
取り組み始めたばかりのことに見切りをつけることも凄いこと
親のため、子どものため、配偶者のため、あの人のため…それよりまず自分のために。

 

小さい頃から刷り込まれた風習や世間の目を気にし過ぎて、本当の自分らしさを忘れてしまってはいませんか。

 

身体が壊れそうでも頑張る姿
心を痛めてもほほ笑む姿

 

それは、周囲には美しく映ります。しかし、私はそれを「当然のこと」「当たり前の生き方」とは思えません。

 

「自分らしく生きる」

 

これが、簡単なようでとても難しいものです。世間に惑わされないで「自分」を見つけることって本当に難しいと感じています。しかし、私は40歳を過ぎて、そうした本当の自分を探したいと本気で考えるようになりました。

 

そうした自分を知ることが出来たのならば、我が子に障害があっても、思い出すことすら苦しい過去があったとしても、大変な毎日だったとしても、理不尽な一日だったとしても「一番大切な人のために、出来るだけ多く笑っていれる自分」になれる気がしています。

 

そうしたい人間でありたいし、そうした母親でありたい。
「あなた達のお母さんでよかった」と思える、「私が私に生まれて良かった」と思える毎日を積み重ねようと頑張っています。

 

今日はここまで。

 

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