自閉症児の親として「お金の使い方」について、真剣に考えてみた

障がいのある子の親として

  • 出来るだけ多く、子どもにお金を残しておきたい
  • 障がいのある子どものために節約しなければ

と、貯蓄や節約について考えてしまうことがありませんか?

 

個人的には、お金を多く残すより「残したお金が本人のために使って貰える仕組み」を残すことが大切だと感じています。そのためには、親にとっても子どもにとっても「お金の使い方について」考えることは、とても重要なポイント。

 

今回は、自閉症児の親として「お金の使い方について」私の考えを書き綴っていきたいと思います。先日我が家に巻き起った「子ども2人の大パニック」の話を交えていきます。わりと、切実なので要注意。

お金の「貯め方」「増やし方」より「使い方」

みなさんはお金の使い方について、考えたことがありますか。

 

お金の使い方といっても、「節約術」の話ではありませんし、特別支援学校で教えて貰う「金種」や「支払い方法の習得」でもありません。ここでいう「お金の使い方」とは、今後の人生において「何にお金を投資していくのか」ということです。

 

私は必要以上に「節約をすること」が、いいことだと思えません。若いときにしか経験できないことを、老後に十分な資金を溜めてから経験したところで、若いと同じような高揚感や価値観を感じるこは出来ません。

 

経験による価値観の変化は、その後の生き方にも大きな影響を与える場合がとても多いのです。特に若い頃は、体験全てが刺激的で、吸収力や記憶量多いもの。

 

年齢を重ね、加齢を感じ始めた今「体が動くうちに、やりたいことは全部取り組みたい」と考えるようになりました。老後に余るほどのお金があっても「健康でなければ、大好きな海外旅行やスポーツをするのは無理かもしれない」と、リアルに予想が出来るようになったためです。

 

これを言うと「貯金しておかないと、後で後悔するぞ」という人も出てきます。そのような人は、若い頃にチャレンジしなかったことの中に、後悔していることはないのでしょうか。お金の使い方を考えない人の多くは「いざというとき」という言葉を多用しますが、「いざ」の具体性がないから、出資時を間違えるときもあります。(オレオレ詐欺とか)

 

20年後に今の数倍の貯蓄があったとしても、21年後には死んでしまうかもしれないし、先のことは分かりません。人生は1度しかないし、明日死ぬかもしれない。お金は最適なタイミングで消費していかなければ「宝の持ち腐れ」となってしまいます。

 

貯蓄や運用について学ぶことは、悪いことではありません。ただ、それよりも「お金の使い方」について考えていくこの方が、日々を暮らしていく中で、より大切なことだと私は考えます。

幸せになれるお金の使い方と、消費するだけのお金の使い方

とはいえ、お金が増えていくことは嬉しいものです。だから、お金を使うことも嬉しいと感じることが出来れば、さらに幸せですよね。

 

お金を使うことは、悪いことではありません。毎日頑張っている自分をお金を使って喜ばせたり、労わったりすることは「明日からまた、頑張ろう」と思える源となります。

 

他にも私が考える幸せな「お金の使い方」は・・・

  • 自分の時間を、有効活用するために
  • 知識を増やすために
  • 経験を得るために
  • 体のメンテナンスをするために
  • 健康状態の質を上げるために
  • 大切な人を喜ばせるために など

いろいろあります。

 

とはいえ、この考えに至るまでには「数々のお金に関する失敗談」があります。あるときは、一時的な衝動で高価な服を購入したものの、ほとんどと着用せず結局メルカリで売ったこともあります。またあるときは、続きもしない趣味に、大きな初期投資をしたものの続かなかったこともありあます。

 

これは、お金を使えば「日頃のストレスが緩和する」と、勘違いしていたからではないかと考えています。お金のために働いて、そのことでストレスをため、そのストレスを取るためにお金を使うという悪循環を繰り返していました。

 

現在は大きなお金にまつわる失敗もなく、購入したものは満足のいく使い方が出来るようになっているのではないかと感じています。

 

無駄遣いなのか、投資なのか。本当に手に入れたいものだけに、お金を払っているのか。損か得かで考え本当は欲しくないものにお金を支払ってはいないか。この辺りを、見極めれるようになれば、手元のお金の増減に一喜一憂することがかなり減ります。

 

私の両親は「無駄遣いはよくない」といって、欲しいものの消費を拒み続けています。「無駄遣いはよくない」「貯金!貯金!」と、お金に何十年も支配される生き方は、とても苦しいのではないでしょうか。80歳前の父親と70歳を過ぎた母親、人生の残された日々を、お金に支配されすぎず、心豊かに暮らして欲しいものです。

 

自分の人生も「お金の使いどき」を、しっかりと見極めていきたいものです。

国のお金の使い方も「国民が幸せになること」に使って欲しい

国のお金も同じです。国家予算やGDP(国民総生産)が増え、日本が発展していくことは素晴らしいことです。政府と国民の努力の賜物です。

 

しかし個人的には、国の繁栄より国民一人ひとりの幸せの方が大切だと感じています。2020年の世界212カ国のGDPランキングにおいて、日本は第3位です。国の経済発展の勢いはこんなに凄いのに、国民一人ひとりはお世辞にも豊かには見えない。世界第3位の経済大国の暮らしっぷりでない人の方が多いように感じます。

 

ワーキングマザーの慌ただしさや、やひとり親、生活保護受給といった貧困層の課題も山積みです。

 

経済大国として強くあることよりも、社会の底辺に居る人たちに「助けの手」と「温かな眼差し」を差し伸べるようなお金の使い方はどうでしょうか?生活強者と生活弱者の「心の豊かさの差がない国」って素敵じゃないですか。

 

先日、こんなツイートをしたら多くの反響を呼びました。

 

娘がパニックになり私の手がちぎれそうな程噛み付き暴れて、それを見た息子が私を守ろうと娘に手が出て、家の中は流血だらけ。娘が泣き叫ぶ中、児相に電話して「今夜ひとり預かってもらえますか」と聞いたら「今、連れてこれます?お話聞きましょう」と。連れて行けないのよね。落ち着かないと。
***
じゃあ、いいです。とお伝えしたら「暴力なら警察へ」と教えてもらった。最後に親子の名前聞かれたから、明日きっと1か月以上話してない相談員から電話が来るんだろうな。結局、助けてくれる仕組みがないんだよね。仕組みはあるのかもしれないけど、救われないんだよね。電話するんじゃなかったな。

 

悲しみからこんなツイートをしてしまいましたが、けして児童相談所の職員の方を責めたかったわけではありません。福祉や教育の場で働く多くの方は「困っている人を助けたい」と思っているはずです。多くの事例を見てきた経験から、善意で「お話聞きましょう」「暴力なら警察へ」と誘導してくれたのだと思います。

 

しかし、私たち家族は救われなかったし、むしろ傷付いた。

 

これも「お金の使い方」の間違えからくるものだと考えます。国の予算を莫大に投資して、福祉の建物や制度を作り上げる。そのことで、公務という雇用まで生まれます。「困ったら頼ってね」と、上質な紙でポスター作って、制度を宣伝します。

 

公務や政治に携わる多くの人が「無駄な予算を削って、困っている人を助けたい」と本気で考えています。その気持ちに嘘はないでしょう。ただ、そのために建築費用や人件費が莫大に投資されながら行われています。そのうえ、弱者の困りごとが解決しないままの状態が何年も続いています。不思議ですね。

 

お金は貯めておくことも、消費することも自分で選べます。「幸せになるために」は、お金とどう向き合えばいいのか。どのような仕組みを活用すればいいのか。考えるのは自分自身です。

 

私が選んだのは「障がいのある子どものために、貯蓄しなければ」と節約に精を燃やすよりも、3人での思い出作りにお金を使うようにしています。貯金は使ってしまえばおしまいだけれど、思い出はいつまでも残ります。

 

みなさんは、どのようにお金を使っていけば幸せになると考えますか?

 

今日はここまで~♪

PR:【終活】親亡き後の障がいを抱える子どもについて

親亡き後の障がいを抱える子どものことって、考える始めると目を閉じたくなりますよね。

 

さおり
しかし、逃げてはいけません(笑)

「自分が介護状態になったら(他界したら)、子ども達はどうなるのだろう・・・」

家庭での障がい児のケアは親のみが行っている場合が多く、社会が介入してくれることは少ないです。そのため、障がいのある子を抱えた親は、歳を重ねれば重ねるほど悩みが増えます!

 

「世話の問題」「自分の介護や葬儀・お墓の問題」「お金の問題」と、課題が山積み。この莫大な量の課題を、スッキリさせてくれるのが「終活」です!

  • 世話の問題の委託の仕方
  • 自分の介護や葬儀・お墓といった生前整理の取り組み方
  • そして、子どもにお金を残す仕組みや、障がい者のための後見人について   など

 

終活によって、人生の終わりを考え、そこから逆算し「残された人生をどのように生きたいのか」「残りの人生において、何を大切にしていきたいのか」を考えます。

 

実は私も【終活ガイド上級講座】 を取得しました!とくに私のような「ひとり親」「子どもが2人とも障がい者」の方などは、とても役に立つのではないかなと思います。終活の講師として、仕事にも出来ますよ

 

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