【2020年10月号】トリオタイムズ3号

こんにちは、さおりと申します。

私は、この子たちのひとり親をしています。

👧2009年生まれの特別支援学校に通う、自閉症の女の子
👦2011年生まれの特別支援学級に通う、自閉症の男の子

今月のトピック

 

 

 

  • 秋が来た
  • キャラ弁は作れぬが工作なら頑張れる母
  • 娘の生活発表会
  • 愛があるのが当たり前
  • アップルウォッチをゲット
  • 編集長の最近

 

2020年10月も終わりが近づき、明日はハロウィンです。今年はコロナ禍ということもあり、どんちゃん騒ぎもないようですね。そんななかトリオタイムズ3刊となる10月号の発行をいたします。トリオタイムズという名前は、あの有名なニューヨークタイムズをパクって付けました。しかしお伝えするのは、時事問題や政治ではなく「我が家のこと」です。「自閉症児2人を育てながら、ひとり親をするってこんな感じだよー」ということをお伝えしていく完全な趣味の領域です。

 

ごく一般的な普通の母親として、子ども達との生活で思うことをニュースとしてピックアップしていきたいなあと思っています。自閉症児育児、ひとり親での気付きや、育児の話や、趣味の話、sallyみつけたオススメなどを定期的に発行していこうと思っています。

秋が来た

 

すっかり秋。外で過ごしやすくなりました。自閉症を抱えるこの子達は、2人揃って行ける場所に限りがあります。なので、有料なのですが、しずかーな公園へ人が少ない日曜日の夕暮れを狙って行きました。公園の遊具で遊ぶでもなく、公園の芝の上を家の居間のような感覚で楽しむこの子達。本当に生き方や時間の過ごし方が斬新だなあと思うのですよ、親として。
母は皆と同じように生きることが社会性を身につけることだとは、これっぽっちも思っていません。社会性とは、人にはそれぞれ違いがあるんだとみんなが理解することだとおもっています。兎にも角にも、あっという間に冬が来ちゃうから…この過ごしやすい日本の秋を楽しもうねと思っています。
 

キャラ弁は作れぬが工作なら頑張れる母

息子は毎週、学校の図書館から本を借りて帰ります。彼のチョイスはセンスが良く、大人が見ても楽しい料理の本などが多いです。先日そんな息子が「キャラ弁の本」を借りて帰りました。ちなみに私は、キャラ弁が空前のブームである時代に子どもを2人も授かっていますが、この11年1度もキャラ弁を作ったことがありません。理由は、そういうのが得意じゃないからです。息子がその書籍のピカチュウのページを見せながらこう言いました。「ママ、これ見て作れば次の弁当の日、助かるでしょ?」

 

丁重に謝り「ママは、そういうのがとても不得意であること」であることを伝えました。息子に「やだー」と泣かれればまだましなのですが、目に涙をいっぱい貯め「僕こそ、ママの苦手なものをお願いしてごめん」言われてしまい、親として胸を鷲掴みにされる思いでした。しかし、挽回のときがやってきます。息子がゲームのキャラのハロウィン仕様のお面をダウンロードできるらしいことを、YouTube情報にて得てきます。

「ママ、こんなのあるんだって」と話された瞬間に「これなら息子のために頑張れそうだ、キャラ弁の悲しみを挽回しよう」と心に決めます。ダウンロードしてコピーしたのが最後…さすがアメリカバージョン…立体感半端ない。物凄く複雑で作るのに1時間も要してしまいました。しかも、完成後喜んだのも束の間。一度しかつけない息子。いいんです、子どもってそんなものなので…なんとか息子のお願いに応える親らしいことが出来たし、良かった…。でも「もっと、つけろよ」とは思っています。

娘の生活発表会

 

娘の通う特別支援学校の発表会でした。本年はコロナ禍により運動会も中止、宿泊学習も中止、校外学習も中止…と多くの子達が楽しみにしている行事や5年間かけてやっと慣れることが出来た行事が全て中止でした。

そんな時代を生きる子ども達は大変ですよね。心が乱れて当たり前。そんな中、観客の人数制限やソーシャルディスタンスをとっての発表会は行われました。練習が娘にとっての非日常となり、発表そのものも不安を抱えやすい娘ですがさすが5年生。慣れもあったのでしょうが、笑顔での参加ができました。


もちろん娘の努力は1,000%です!そして、支援される先生方の努力も1,000%です。私はインクルーシブ教育に賛成派で、特別支援学校という制度自体はインクルーシブ教育とは相反していると思っています。理由は、学校をわけることで定型発達の子と特別支援の子を分けた考えとなるため「どうなん?」思ってはいます。しかし、今の時点では地域の学校の支援級では、支援者も理解も少なすぎる。だから、インクルーシブ推奨派としての考えとは裏腹に、特別支援学校の教職員の方々に本当に感謝しています。

愛があるのが当たり前

 

自然に、手を繋ぐ姉弟

我が家は休日によく歩きます。歩くのは身体にいいという理由もありますが、3人で会話することもほとんどない私たち。だから、母として3人で一緒に歩くということがコミュニケーションをとっているかのように感じています。この2人が小さい頃から、本当によく3人で歩いてきました。そして今では習慣化していますし2人はよく自然に手を繋ぎます。

一般的にどうでしょうか。日本の小学校5年生の女の子と、小学校3年生の男の子の兄弟が手を繋いでいる光景をみますか?


普段会話もない2人なのだけれど、いつも自然に手を繋ぐ2人が大好きです。手を繋ぐ満ち足りた感じを、ずっと恥ずかしいとか思わずに大人になってほしいなあ。愛情があるのが当たり前と思って生きて欲しいです。多くの人は愛と言うものを「たまに感じたり」「特別な時に与えたりするもの」だと思いがちです。しかし、愛はあるのがそこにあるのが当たり前なんですよ。

アップルウォッチをゲット

 

わたくしごとですが、ひょんな流れでアップルウォッチをゲットしました。私はスマホもiPhoneなので、色んなアプリを自動でリンクしてくれてかなり役立っています。

しかしですよ…この時計が私を変えました。在宅ワーカーの私がずっと座っているれば「立ち上がる時間ですよ」と言ってくる。それでも立ち上がらないと「深呼吸だけでもしたらどうだ」と煽ってくるわけです。お昼の時間がきてようやく立ち上がると「立ち上がれましたね!その調子です」と言ってきます。

私も冷たい女じゃないので、そんなに言うなら…と昼休憩にスーパーまで買い物がてら歩くじゃないですか。すると、「今日初めてのウォーキングですね、その調子です」などと言ってくるのです。
「ドラえもんが自宅にやってきた、のび太君の気持ち」を分かった気がします。ちょっとうるさいんだけど、自分のためを思って言ってくれている…そしていなくなったら寂しくて泣いちゃうよ・・・みたいな感じなんだと思います。皆さんもスマートウォッチおすすめですよ。

編集長の最近

 

 

編集長といっても、自閉っ子2人の母親の私です。

トリオタイムズ2号でもお伝えしましたが、10月の頭に残り3か月を有効にすごしたいとおもったsallyは、小さな努力を積み重ねようと「目標カレンダー」を作ったことをお伝えしました。日々やりとげたい目標を書き、達成出来たら「✔」をしていくようにしたのですが「✔」をつけたい一心からなんとかタスクを熟す日々を続けていました。おおざっぱでおおざっぱで面倒くさがりの私も「コツコツ」と言う言葉が似あう一か月だったと思います。

そのおかげで「あれが、まだやっていない」というような、片付いていないことへのストレスが軽減しています。それに「これは優先順位が低いから、囚われるのを辞めよう」という執着を減らすことへも繋がりました。もはや性格の改革ですよ。今年度もまだ、2ヶ月あります。みなさんも何か始めて見ませんか?

最近のオススメ記事

 

今月のオススメ記事は、これ。「障害者の頑張りをみて、感動することについておもうこと」

私も子供を授かっていない頃は、障がい者の頑張りを報道するテレビに涙をしていました。でも、障がいのある子と暮らすようになり「一般の人と同じことを頑張っている、この子達の努力を見物して泣かれるっていったいどうなんだろう」「この子達の気持ちは、どうだろう」と思うようになりました。そうした親としての気持ちを記事にしています。広まってほしいなあ。

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トリオの窓より

この前まで夏だったのに、一気に冷え込むようになりました。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔の人は言葉を作るのが上手だなあとおもうんですよ。そして、暑さも寒さも彼岸までだよ~そこまで何とか頑張ろうというような、目途を伝える言葉も素敵です。何事も目処があるって安心だとおもいませんか。自閉症という障がいを抱える子にも、おっちょこちょいで大人になり切れない私にも「ここまで頑張れば大丈夫」といったような目処をつくるって安心して過ごせる目安にもなります。今日はここまで。次号もお楽しみに。

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